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10段階で今の状態を把握する

年明け早々の1月6日に、ぎっくり腰をやってしまいました。8年半振りのぎっくり腰です。2週間治療をし、おかげさまでゆっくり走れるまで回復しました。通った近所の整骨院の先生が、2週間の治療期間中に2回私に質問したことがあります。
「最初の痛みを100として、今の痛みはいくつくらいですか?」
少し回復してきたタイミングを見計らって、痛みが60~70くらいになったときと、20~30くらいになったときの2回だけ質問をした先生は、流石だと感じました。回復を実感するためにとても有効な問いだと思いました。

不登校の次女について、カウンセラーの方から「100点満点で元気度がどれくらいか」を質問してみるアドバイスをいただいたことがあります。頻繁に質問すると嫌がりますが、担任の先生とも問いを共有し、要所で次女に質問してみると、本人にとっても自分が以前より元気になってきたことを実感できる良いきっかけになっていました。

『新コーチングが人を活かす』(株式会社ディスカバー・トゥエンティワン)は、62個のコーチングのスキルを解説した本です。その30番目のスキルに「10点満点で今の状態を採点する」というものがあります。
ファシリテーターでも「4つのコーナー」というワークで、あなたの充実度などが1~10でいくつなのかを数値で書いてもらうことがあります。
100点と10点の違いはありますが、「今」の状態を自覚し、把握するために有効な問いだと思います。

自分自身や相手の今の状況を把握したり自覚したりするために、100点や10点満点でどれくらいかという問いを要所で使っていきたいと思います。今日の文章は100点満点で70点くらいかな。

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