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うつ病を経験して#1

僕は軽度のうつ病経験者です。
うつ病になった原因はうつ病の元彼女と良い関係を築けず思い悩んでしまったことと、母親の交通事故による精神的な疲れです。
父親も亡くしているため、僕の負担が大きく体調を崩してしまいました。
症状としては朝早く目が覚めてしまったり、食欲がなくなったり、大好きな音楽を楽しめなくなったり、急に涙が出たり、動悸がしたり、そんな感じでした。

もともと僕は彼女がうつ病であると知ってから、うつ病について勉強していたため、多少の知識はありました。
その知識の中から治療に関して役立ちそうなことをいくつか自分で試してみました。
その中で僕にとって最も大事だったことは、辛い気持ちをアウトプットすることでした。
でもうつ病の経験がない人に自分の気持ちを打ち明けても理解は難しいし、あまりのネガティブに話を聞く側も疲れてしまうことは理解していたので僕はカウンセラーを頼りました。
病院だけでなく、僕の住んでいる町には市が運営している無料の相談窓口や電話によるカウンセリングがあることも知っていたので、そういったところにお世話になりました。
また1人でもできることとして、辛い気持ちをひたすら紙に書き起こしました。
これによってすぐにうつ病が治るわけではないのですが、少しだけ気持ちが楽になりました。
そうするとちょっと散歩に出かけようかなとか、ご飯を食べようかなとか、新たにできることが増えてきました。
でも気持ちには波があってネガティブな感情は何度もやってきます。
その度に無理はせず今の自分にできることをひたすらやっていきました。
そういうことを繰り返していくと徐々に抗うつ薬や睡眠薬を飲まなくても眠れるようになってきて、涙を流す頻度も減り、今は薬の服用はしていません。
心療内科の先生は辛くなったらまた来てくださいと言ってくださっているのですが、僕はできる限り先生のお世話にならなくてもいいよう、趣味を楽しんだり新しいことに挑戦することで気持ちを保とうとしています。

多少でも知識があったからこそ僕は僕自身で行動ができたのかなと思います。

続きます。

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