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eps.15 季節との共生

気温。
時間の流れ。
音。
色。
味。
匂い。
雰囲気。
表情。


七月になりまして、さらっと、いわゆる初夏に突入した感じがします。
どことなく季節感を強く感じる季節だなと個人的には思って、この文章を書き始めています。
個人的な話なのですが、昔工場勤務をしていた頃がありまして、その頃すごく、すごく季節に関してモヤモヤしていたんです。(個人的にですので)
なんでモヤモヤしていたのかというと、朝日が登った頃には工場の中で勤務、帰る頃にはもう真っ暗。もちろん工場の中は常時快適温度。
全力で季節を感じるなんてことはできない環境下にいたからでしょうか、夕日やら何やらにちょっと恋焦がれていたというか、なんだろうなこれってずっと思っていた時期がありました。
でもそれは、上記最初に書いた通り、気温だったり時間の流れだったり、音だったり色だったり。季節の大切な要素を何も感じない時間を多く過ごしていたからでした。
季節を感じるって、人間にとって、とてつもなく大事な気がします。
『夏の匂いがする』とか『夏の音がする』とか。どんな匂いが夏でっていうのは明確にはないのかもしれませんが、なぜか夏っぽさを感じる匂いってありますよね。多分それは幼い頃の記憶と結びついているものなんじゃなかろうかと感じます。

春夏秋冬。
ありがたいことにここ日本には四季が存在して、季節ごとのいろんな楽しみがあります。
その時期の一番心温まるものにフォーカスを当てて、全力で季節に向かっていったら楽しいと思います。もちろん、外仕事だったりする人は寒い暑い雨風で厳しい環境下になることもありますよね。僕も昔外仕事を経験したことがあります。夏なんて暑すぎてずっと外にいることが本当にきついですよね。わかる、、、。当時どんだけ曇りが良かったか、、、。
でも、でもね、やっぱり外で仕事をしていたり季節を感じて生きている人って強いのよ。間違いなく。昔の人たちがそうだったように。暑さ寒さ耐性がデフォルトでめちゃくちゃある!!現代人と昔の人との差はきっと、季節との共生なんだと思う。
季節との共生が減る分、どこか心が豊かになりにくかったりってあると思う。
みんながみんな、季節を感じる生き方を探すのってもしかしたら難しいのかもしれないけれど、人間の根っこにある季節を感じる何かを大事にしてほしいと、そう思う。その中で季節ごとの、

気温。
時間の流れ。
音。
色。
味。
匂い。
雰囲気。
表情。

を感じて、季節の情景を浮かべて、足枷となる固定概念的思考をストップさせて、人間の本質をふと考える、そんな時間を作れたら視野が少し広まり、季節との共生ができるんじゃないかと思います。それはもちろん僕自身も。

そんな感じで、今回は終わりです。では、また!!

PS.お暇な時ご覧ください



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