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eps18. 波照間島

およそ5年ぶりに波照間島に行ってきました。

波照間島との接点


6年前、地元の喫茶店で「お金じゃない世界に行ってみない??」って怪しくもワクワクする誘いを受けまして、仕事を辞め、石垣行きの航空券を取り、波照間島でキビ刈援農隊として1シーズン過ごすことになったのが波照間島と接点を持ったきっかけです。
高卒数年目、右も左も、社会のことも全くわからない状態で(今もわかっていないが)よくわからない土地に行ってバックボーンが全然違う人たちと会うことは自分にとって大きな大きな挑戦でした。飛行機を乗ることすらただただ緊張する、何もかも初めてでワクワクと不安が入り混じっていたのを鮮明に覚えています。
キビ刈援農隊は、全国各地から多様な人が来ていました。
自分にはない価値観の人がたくさんいました。
もちろん島の人も島の人らしくて、沖縄の方言を聞いたときには頭の中に「????」が並びました。
総じて、自分の全く知らない世界がそこには広がっていました。

波照間生活で出会ったすべての事象が、今の僕を形成する一部になっていることは間違いなくて。波照間島という一見孤立している島に見える場所で、自分の視野を一気に広げた感覚があります。


当時住んでいた家。
ネズミの運動会当たり前。雨漏りも当たり前。
トイレと風呂には電気はなく、キッチンも電気はつかず。
でも慣れたら快適に過ごせました。
かなり良い経験をした気がしています。
(たまたま過酷な家だっただけで、他の援農隊は綺麗な家に住んでいました)


原点回帰

波照間での経験を終えそこから様々な経験をして、5年ぶりに戻った波照間。
「原点回帰」に相応しく、当時を思い出しながらここ数年の出来事を振り返りながら島模様を楽しみました。
島での暮らしは、天気、季節、時間、全てと共存しています。
夕方、ニシ浜かテトラの方へ人が集まり夕陽を眺める。この光景がとにかく好きすぎて、とてつもない愛おしさを久々に感じました。(ちなみに島の人はその環境が当たり前すぎて海に行くことも少ないみたいだが)


夜は、満点の星空をボーーーっと眺めて、流れ星を追いかける。
ただただ、上を見上げる。
これらの良さを言葉に落とし込むのは野暮なぐらい、
人としてちょっと豊かな心を育む環境がある気がしました。


最後に一言だけ

遠くを見る習慣をつけよう。

スマホやテレビ、近くのものをずっとみていて見えなくなってるコトモノを、感じ取れるように。遠くに広がる小さいけれど大きな世界を意識的に見るようにしよう、そう思っています。
NICE 波照間でした!!

では、また!


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