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美容室がゲストにできること

美容室がゲストにできることはなんだろう。

これを毎日考えているし、答えが出てもきっと問い続けるんだと思う。

現時点思うことは、現実からちょっと引き離すことなのかなと。

髪が伸びてくると見た目がベストじゃないからなんだか気持ちが上がり切らない。そんな時って忙しい毎日を乗り切るパワーも欠けてる頃でもあるから疲れてますよね。


美容室は半分だけ非日常

非日常というほど現実からかけ離れてないし、そこまで日常的でもない。

美容室はそれらの真ん中くらいの位置づけかなと思っています。

夢を見させるような感動続きの場ではなく、安心して通う場。今回も良くなったという予想できる空間。でも日常過ぎない時間だから少しドキドキ。

そんな適度な非日常感の中、きれいになった自分を見て気分をあげる。

リセットされた自分を見て明日からのエネルギーにしてもらうことが美容室の価値なんだ。


技術があっての話

髪をきれいにするのはあくまでツールであると考えていますが、それはきちんとした技術があっての話。

ヘアスタイルを気に入ってもらって初めて嬉しい気持ちや、前向きな気持ちになれるものですから。

美容室はたくさんありどこに行っても上手にやってくれるものではあるけれど、それはどこに行っても大丈夫という話ではない。

美容室はあくまでヘアスタイルが商品であるので、そこが下手ではオプションに何をつけようがダメだと思っています。

技術じゃないと言えることは、技術があるから言えることなのでkitsukiの教育はそこをベースとして考えています。


日々を過ごすエネルギーを

みんなそれぞれ闘ってます。

自分もそうだしゲストの方もみなさんそれぞれのステージで日々奮闘しています。

それを超えていくエネルギーはきっと大きなもの。エネルギー切れもしょっちゅうだし、疲れることもたくさんある。

それでも過ごしていくわけだから、どこかで蓄えなきゃやっていけません。

外見が良くなることは他にはない力になると思います。落ち込んでいても自信に繋がるし、きれいでいることはそれだけで前に進むエネルギーになりますしね。

美容室ができること。

それはどこか疲れたその現実を、ヘアスタイルを通じて上の世界に引っ張り上げること。

世の中が明るくなるよう髪型を作ることがやれることなのだと思っています。


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