思いの外、テレビ業界もリモートを活用していて
オンライン会議やプレビューをやりながら
オフラインの会議も併用している。
とても良い感で働きやすい。

ただその分、外へ出かける機会もだいぶ減った。
今までは１日の大半を仕事に費やしていたから
外へ出る機会が多くて
仕事はもちろん
合間の時間にちょっとした用事を済ませるべく
色々な場所へ立ち寄っていた。

でも、リモートの割合が増えたことで
それらが一気になくなって
だからとにかく何処かへ立ち寄る
ということが一切なくなった。
コンビニすら、立ち寄ることがなくなって
コンビニ行こう！とそれがメインでないと
行動の中に入らなくなっている。

逆に言えばそれで生活が完結していて
必要最低限の買い物はネットでしちゃうし、
極論家から出ないで済んでしまう。

どうしても行く場所と言えば
通院くらいか。

そんな生活を送る毎日で
先日、久しぶりに銀だこを買った。

それほど頻繁に食べていたわけじゃないし
ひょっとしたら年に１、２回程度だったものだけど
先日、見かけた時に
食べたくなって購入。

そこで気づいたことが
銀だこを買って食べることですら
娯楽になってる
ということ。

銀だこを買おう。
そう思うだけでちょっとワクワクするし、
食べることが楽しかった。
ありがたみが増している。

駅前にお店があるし、
とてもカジュアルな食べ物だから
特別感はないはず。

でも、今の自分にとっては
意外とそれを買う、食べることがイベントになっていた。
そしてそれに驚く。
銀だこ買うのがイベントに。。

今まで、仕事で頻繁に外へ出かけていた時は、
そんなことは思いもしなかったし、
銀だこを買うこと自体に
ワクワクしなかった。
だからこの変化には結構びっくりした。

ひょっとしてこれが
小さな幸せに気づく
ということなのか。

だとすれば
リモートが増えたことで
良い成長をできたことになりそうだ。

ホームセンターへニスを買いに行く。
スーパーへアイスを買いに行く。
そんなことが
意外と、何かのついでにはできなくなって
それをするために行動することで
小さな幸せだと気づくようになった。

不自由もあるし、
なんだかなぁと感じることもあるし、
いろいろ大変だけれど、
一つ成長できたと思えば
少し気も楽になる。

次は、ミスドを買いに行こう。

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