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引退試合を迎えたTOKYO卓球🏓ボーイズ&ガールズへ。

唐突ですが、私には卓球をしている高3の息子がいます。
2023年5月21日、「引退試合」をして帰ってきました。

中学1年生で卓球を始め、6年間卓球部に取り組んだ集大成でもありました。決して強い選手ではありませんでしたが、それでも6年間続けてきたことに親として静かな感動と息子を称えたい気持ちを覚えます。

高校のある東京都では、東京都高等学校総合体育大会(都総体)で卓球のシングルスが行われ、それが多くの高3卓球部員にとっては個人の引退試合となります。会場の都合で大会は無観客試合となり、日程も数日、会場も複数に渡るため、息子の出場した日の会場は仲間の部員の出場がなく、息子は一人で会場に行き、トーナメントを戦い、そして、一人で帰ってきました。

高3ですから一人じゃ寂しいなんていう歳ではありませんし、息子としては4回戦まで進むことができ、過去最高戦績で良い大会だったと言ってましたが、一緒に練習してきた仲間や家族の応援を受けずに引退試合を一人で戦ってきたというのは、親としてはやや切ない気持ちでもありました。

そして、私は、それは息子だけでなく、この日引退試合を迎えた多くの高3生に当てはまることに気付いたのでした。

そして私は伝えたい。

東京都で卓球部を頑張ってきた高3の卓球ボーイズ&ガールズのみなさん、引退試合お疲れ様でした。今までよく頑張ってきましたね!

そしてみなさんの家族はあなたの引退試合を見られなかったけれど、心から応援していましたよ!

引退試合の後、ステーキやケーキのご褒美はありましたか?まだなら、ねだっていいと思うよ!

都総体予選を勝ち抜き、決勝大会へ進出を決めた選手のみなさん、よく頑張りましたね!この大会で対戦した選手のことを思いつつ、決勝大会、そして高校総体で自分自身のために一つでも勝ち上がってください!

昨日、息子と対戦してくれたみなさん。偶然の組み合わせですが、卓球を頑張ってきてくれて息子と試合をしてくれてありがとう!対戦相手がいて、勝ったり負けたりしてこそ楽しい卓球ですよね。

思いがけずこの記事に目を留めてくださった皆さん。卓球が好きな方も、それほどでもない方も、このテキストを読んでいる間は、引退試合を終えた高3生にnoteを通して心を寄せてもらえますと嬉しいです。

大会が無観客で開催されていることを批判するものではありません。制限がなくなったとはいえ、コロナ感染が収まらない中、安心安全な大会開催にご尽力いただいている関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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