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サッカー選手の僕が2年間本気で取り組んできたスプリントトレーニングについて #1

Dobar dan!(こんにちは!)

ちゃんと報告できずにいましたが、1月末に渡航しヨーロッパのボスニアヘルツェゴビナ2部リーグのチームと6月24日まで契約しました。


ボスニアヘルツェゴビナ2部リーグ
FK  Famos Vojkovici

後期リーグからの加入で、全部で17試合を戦います。すでにリーグ戦2試合が終わりましたが、東ヨーロッパの厳しさを改めて痛感しています。

強い気持ちがないと、間違いなく活躍が出来ないリーグ。結果を残せるように日々がんばりたいと思います。

そして、これからnoteを書こうと思います。僕のnoteを見て、何かに挑戦するきっかけになってくれれば嬉しいです。

まず初めに、僕は今回のトライアウトのために約2年間スプリントトレーニングをしてきました。今回の契約はスプリントトレーニングのおかげで契約を取れたと言っても過言ではありません。

本気で取り組んできた2年間のスプリントトレーニングはどのようなものだったのか。スプリントトレーニングをして何が変わったのか。

時系列順に振り返っていこうと思います。

サッカーより、スプリントトレーニングに重きを置いた2年間


よくインスタのDMで「サッカー辞めたの?」「陸上選手になったの?」と声をいただく。

それもそのはず。僕は走っている姿ばかりをインスタのストーリーに流していた。

僕は2020年の11月から約2年間、本格的にスプリントトレーニングに励んだのだ。

なぜ、スプリントトレーニングに重きを置いたのか。

理由は2つある。

1つめは、スピードがないと外国人に勝てないと思ったから。

僕は2021年の8月にルーマニア3部リーグのチームと契約した。金銭面の影響ですぐの帰国になったが、得るものはとても多くあった。

通用する部分もたくさんあったが、もっとスピードがあればと思うシーンが何度もあった。

ルーマニアでの経験が、スプリントトレーニングに対するこだわりを強くしていったと思う。

2つめは、スピードが武器になると思ったから。

元々僕は、ドリブルやスピードで勝負していくタイプだった。

もっとスプリント力を上げれば、自分の武器であるドリブルにさらに磨きがかかり、外国人相手に一瞬のスピードで勝てると思った。

スプリントトレーニングに専念するため、実家を出て友人と共同生活することを決意。

そして、友人の小野原優(S.C.Monster代表)と石黒峻士(新日本プロレスリング・S.C.Monster副代表)とのスプリントトレーニングが始まった。

自分のアスリート能力の低さを痛感した

元々走りには自信があった。どちらかといえば速いほうだったと思う。

しかし、実際に陸上選手と走り、めちゃくちゃ足が遅いと気づかされたのだ。

小野原優は100メートル10秒58の記録を持つ。
初めて見たときは、あまりの速さに衝撃だった。

石黒峻士はレスリングの日本代表で、何度も世界選手権に出場している。

身体の使い方が抜群に上手く、体重は100キロ近くあるが、100メートル11秒台で走る。いまだに100メートルでは峻士に勝てていない。

2人と並んで自分のアスリート能力の低さや、身体の使い方の下手さを痛感し、かなりショックだったのを覚えている。

まずは走りの基礎から学んだ。

今までの走りは腰が低く、後傾して走っていた。

ピッチ(脚の回転数)はそこそこ速いが、ストライド(歩幅)があまりにも伸びない。走りが極端に小さく、まったく地面からの反発(力)をもらえていなかったのだ。

さらには、足を後ろに蹴って走っていることが理由で、ハムストリングスの怪我が多いとわかった。

スプリントトレーニングを始めた当初の写真


最初は本当に苦労した。

身体を思った通りに動かせず、走りの基礎の部分でさえ習得が難しかった。

身体の使い方がうまくできないがゆえに「教え方が悪い!」と友達と喧嘩し、衝突することが何度もあった。

それでも3人で切磋琢磨し、継続してやり続けることで、確実に走りが良くなっていく手応えを感じた。

2人がいなかったら、ここまで頑張れていなかっただろう。

もしかしたら、サッカーを辞めていたかもしれない。

改めて2人には感謝したい。

次回は、スプリントトレーニングで何をして、どのような変化があったのかを深堀していきたいと思う。

vidimo se ‼︎(またね!)

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