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テニスがうまい人は球出しが早い話

「もっと球出しを早くした方が良いよ」

先日、元インカレ選手の友達とテニスをした際、戦略とか戦術のアドバイスをもらおうと質問したら、「そもそも、球出しが遅い」と言われて、衝撃を受けた。

テニスの1ラリーが約10秒だとして、1時間(3,600秒)の練習だと約300~360ラリーすることになる。 

ラリーが途切れる度に、どちらかのプレーヤーが球出しをするとして、

3秒後に球出しする人・・・300ラリー×3秒で900秒(15分)
1秒後に球出しする人・・・300ラリー×1秒で300秒(5分)

で後者の方が、10分間もボールを打てる時間が長い

限られた練習時間の中で、どれだけ密度濃く練習するかが大事だから、結局は、そういうところの積み重ねで差が開くよ、と。

他にも、足を動かす、テイクバックを早くする、同じ打点で打つ。など、基本的なことの徹底ができてないから、戦略とか戦術とか自分のプレースタイル、とか言う前に、その辺の基本的なことをちゃんとやれ、というアドバイスをもらった(笑)

最近、同じような全国レベルの選手たちと練習して、アドバイスをもらうようにする中で気づいたのは、その人が強ければ強いほど、アドバイスは基礎的でシンプルな傾向がある、ということ。

その人のテニスのレベルと、基礎的なアドバイスの量は明らかに相関していた。結局、どの分野も、基礎的なことの徹底が成果を作るのだろう。

仕事も、戦略や戦術、アイデアの前に

・朝ちゃんと行く
・レスを早くする
・会議のアジェンダを明確にする
・締切を守る

などの仕事の基本動作の徹底度合いが、その人の仕事レベルを規定するのだろうな、と思った。

もっとテニスがんばりたい。

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