フリーランスエンジニアになるときにしたこと
下書きのままになっていた記事があったので1年半前の記事ですが投稿しておきます
なんの記事?
フリーランスエンジニアのなり方ややること、実際どう?が書かれています。
フリーランスエンジニアになったという話題のヒキが思ったより同世代に強く自分も色々調べていたので備忘録としてかいてみました。
私は誰?
26歳のエンジニアです。大学院を修了し新卒でファッションテックの会社に入り、2021年度は友達の起業したスタートアップでゴリゴリにサービス作りをしていました。
そして、最近はタイトルの通りフリーランスエンジニアになって地元の静岡に戻ってリモートで働いています。
(技術についての話はzenn にまとめています。)
フリーランス転向への動機
その会社での事業が撤退する運びになり、一息つきたいと思い地元の静岡に帰省していました。
今後のキャリアについて考えながら、起業やスタートアップの共同創業とか初期フェーズでのアクションを起こしたいという願望も有りつつ、自分の実力がどこまでついたか試したい、いろんなコードに触れたい、開発したいという両方の希望があり、正社員ではなく柔軟に働けるフリーランスでエンジニアしようと思いました。
探す
探し方は大きく3つあると思います
- 自分から営業かけに行く
- エージェントを使う
- コネ
コネやWanteadly、YOUTRUST から数件声はかけていただいていたのですが条件面や時期が合わずフリーランスのエージェントを使いました。
findy freelance, offers, フリーランススタートとかに登録してみました。
結局findy freelanceで決めました。
エージェントでの探し方
findy freelance を例に取って言うと、自分のスキルや経歴を記載して応募したり声をかけてもらったりというような感じです。
スキルシートは簡単にnotionに記載して共有してました。
勤務年数が2年未満だったので即戦力が求められるフリーランスで案件取れるかは微妙かもしれないと言われていました。(が、去年は死ぬほど働いていたので3.5年位の経験年数くらいのつもりで構えてました。いざとなったら週7 毎日12時間働けるとアピールするくらいの意気込みでした)
希望時給をこちらから提案するのですが、だいたい勤務年数2,3年のエンジニアの相場は4000円くらいのようです。
プロダクトのコードに触れたい思いが強く、条件面はそんなこだわって高く設定していなかったのですが、低く見積もっても怪しまれるらしく調整しました。
しかし、高く見積もってもとってもらえません。塩梅が難しいですね。
気をつけるべきこと
報酬には税込み・税抜とあります。
最初は意味がわかりませんでした。
面談・面接
オファーを頂いたとこは、fintechのスタートアップで人事・エンジニア・社長という面談/面接フローでした。
条件や開発についての質問とかカジュアルに話しながら進めていきました。近い技術スタックの企業に応募したことも会って、技術に関しての会話は久々に社外の人と技術について語れるのが楽しくてたくさん喋ってしまいました。(あとから聞いた話ですが、やはり二年未満なのはちょっと懸念点だったみたいです)
オファーと契約
謙虚に低めに時給の希望を出していたのですが、他にも声かかっているような状況を伝えていたからか、希望よりも高くオファーをいただけました。
ここまで完全リモートで締結しました。
個人事業主としての開業届け
freee を使って個人事業主として開業届をだしました。
個人事業主として始めると、何が嬉しいか?ということですが、大きなメリットの一つは青色申告が使えることです。簡単に言うと節税です。
事業用口座・カードの開設
業務に必要な書籍や交通費などが発生することは増えそうなので経費や収入とかの管理として開設しておきました。
これをやっておくと確定申告が楽に行なえます(多分)
また、エンジニアにはよくある話なのですが、リモートワークなどで事業としての事務所を自宅にしている場合は光熱費の一部を経費として落とすことができます。
それぞれPayPay銀行とfreeee VISA カードです。
国民健康保険の加入
義務です。めんどいけど
年金について考える
これはまだ行っていないのですが、普通の会社員は加入している厚生年金に個人事業主は加入していません。これを払わないとどうなるかというともらえる年金の額がかなり減ります。
なので個人事業主はiDeCo や国民年金基金でリスクヘッジする人も多いようです。これは後々考えてみます。
フリーランスエンジニアのメリデメ
メリット
- 同じ正社員よりも給与テーブルが高い
→これは解雇しやすさにあります。正社員と違って期間で成果が出せなかったら企業側はいつでもクビにできます。
- 柔軟
働き始めは前職の引き継ぎ等が忙しく週3とかの条件で働くことができたりしました。リモートワークで行けるのもいいですね。ただ完全リモート可能なところは思ってるほど多くはありません。
デメリット
- 契約更新されなかったらそこで終了
クビになりやすいってことです。その分バリューが出せなければプレッシャーはあります。
- いつまでたっても業務委託
フルタイムで週5で働いても、形態は業務委託という孤立した存在です。
- 税金や保険周りは自分の責務
健康保険とか、確定申告とか
- 福利厚生とかは…ないよ
ぶっちゃけの話
- エンジニアは力あればどこでも行けると実感しました。勤務年数2、3年目くらいまではプライベートの時間も使ってスキル付けておけば割と柔軟にできるようになると思いました。
- 前述しましたが一般的に正社員で入社するより待遇はいいです。
- ⇔使えなかったらクビです。フリーランスに教える余裕はありませんし、育てるつもりで雇ってません。
- 当時勤務年数2年未満でしたが2021年度はめちゃくちゃ働いていました。序盤以降はほぼ毎日コードをかいていました。ゆるく二年エンジニアやっていたらちょい難しそうな気がしてます。まともにキャリア積むなら技術力あるメガベンチャーとかの正社員で3年くらい働いてからフリーランスになろうと思います。
- 正社員のメリットである社員同士でワイワイ飲み会みたいなのにすごく憧れが有りましたが、いまではそれも簡単にできず…コロナ社会の中ではこの選択肢はアリだと思います
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