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飲酒習慣を脱しよう #29 〜「犬王」観てきたぜ

蒸し暑いせいか眠気が常にある。
沢山寝ても眠い。
これによって生産性が低下してる人達はどれだけいるのだろう。今でこそリモートワークがある程度の職種で市民権を得たからいいものの(もちろん全部ではない)、パンデミック以前は暑い中ちゃんと出社しなきゃいけなかった。満員電車での通勤で体力消耗を避けられなかった時代に比べるとだいぶマシだと思う。
家から出ることなく、除湿を効かせた部屋で不快感なく仕事をすることができるようになったのは、大きな経済効果があるんじゃないかな?

そう考えると、パンデミック以降に首都圏で仕事することになってよかったかもしれないと密かに思う。
どっちが生産性高いかという議論に乗らない時代は遠い昔。

そんなこんなで今日も生きている。

午前は在宅。午後からは展示会。
そして、夕方からは映画「犬王」を観に行ってきた。
明日は社外打ち合わせだし、週末にはDPFや出張のための移動。週明けからは出張でなどが控えており、映画を見に行く日程が今日しかなかった。
前の週末に関西圏へ行かなければ観に行けたのだけど、それは言わないお約束。

午後、展示会へ行くために最寄駅へ向かっていると、駅前で街頭演説?をしていた。何やら少し口論気味の声が聞こえてきて辺りは少しざわついていた。こういうのを見ると、
"争いのない世界へ"
なんてことが理想論だなと思えてくる。政治の話となると熱くなる人はいる。政治に限らず、アイデンティティやイデオロギーの話になると譲れないものが出てきてしまうから、仕方のないことではある。だけど、ローカルな地の演説レベルで熱くなって感情的にぶつかりあっているのを見ると、そりゃ武器やらを持てる環境なら感情に任せて相手を撃つなんてことも起こるだろうなと容易に想像できる。
この国が基本的に武器の所持を認めていないことで、市民レベルは良かったなと思う。
国際政治の世界での安全保障やらの観点から考えると、必ずしも良いとは言えないという話はもちろんあるけれど、ここでそこには深入りしない。
小競り合いレベルの争いを「争い」に含まれるのかどうかみたいな細かい議論はあるのだろうけど、考えと考えはぶつかりあうのが世の常だ。

だいぶ規模の大きめの展示会へ行ったら、元恋人の勤務先の会社が出展していて焦った。とても焦った。ブース前を通りかかった時にそれらしき人はいなかったからいないはず。見られてないはず。
もし一方的に気づかれていたら嫌だなと思う。
幅広い括りでは同じ業界にいる人間なので、同じような業界の人が集まる場に足を運んでいるとその内遭遇するかもしれない。遅かれ早かれ…というやつだろう。


展示会を見に行った後、夕方から映画「犬王」を観てきた。
アニメ「平家物語」を薦めてくれた友人が教えてくれたので観に行ってきた。
「平家物語」で扱われていたストーリーの後に続く部分に当たる話だった。
だいぶ音楽性が強い作品になっていたので、歴史的要素をなぞっているかと言われればそうではないのだが、足利の権力の影がちらりと見えたり、平家の影響力を排除して足利の力をより強固にしようという思惑が見えたりして歴史的な部分でも幾分かの面白さはちゃんと詰まっている。
能楽がまだ猿楽と言われていた時代設定なのもまた良い。

「平家物語」だったり、「犬王」だったりと歴史をなぞった作品ばかり見ていると、所謂伝統芸能と呼ばれる類のものを一度目の前で見てみたいなと思う。
現代的なロックミュージックのライブだけでなく、いつか伝統芸能のライブ?を見に行ってみたい。

何よりも今は私に作品を教えてくれた友人と飲みに行って語りまくりたい。
来月どこかで予定を合わせてまた飲みに行きたい。

そして、映画を観終わった後に軽く飲んできた。
(家飲みではないからセーフ。家飲みではないからセーフ。何がセーフなんだ?)

翌日もあったので軽めに。
平日の夜ながら意外とお客さんが入っていてバタバタしていたので、そんなに長居はせずに退散。
長居するとつい飲んでしまうので防止になった。

映画の余韻に浸りながら一人飲み、映画を教えてくれた友人へ報告のLINEを送る。

私に面白いコンテンツを教えてくれた友人と早くまた酒を飲み交わしたい気持ちが強まっている今日この頃。
家飲みをしなくなった分、外で人と飲む楽しさを恋しく思う。


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