癒しの秘密が解る、脳波のおはなし
こんにちは。
音楽家のこうたろうです。
先日からYoutubeチャンネルの方向性を固め、「光の音楽 Curanz Sounds」として癒しの音響研究の発信を本格的に開始しました。
432hzを音楽家視点で徹底解説という動画を投稿しましたが、かなりボリュームのある内容ですし、各種ポッドキャストプラットフォーム(Youtube概要欄でアドレスを貼ってます)でも配信していますので、興味のある方は是非ご視聴ください。
本日の記事はこれらの補足記事というわけで、動画(ラジオ内)で登場する脳波について知識を補強していきましょう。
432hzの動画はこちら
脳波について
まずはGPTに脳波について聞いてみます。
Chat GPTによる脳波の解説
脳波は脳の活動を示す電気的なパターンで、主に5つの基本的な種類があります。
これらの脳波は、脳の異なる活動状態や意識レベルに関連しています。
以下にそれぞれの脳波の種類と、それが人体に及ぼす影響について説明します。
され、ここからが動画内で申し上げた脳波とソルフェジオ周波数との関係性の分野になってきます。
デルタ波 (Delta Waves)
0.5~4Hzの周波数範囲を持ち、深い睡眠やトランス状態において主に観測されます。
新生児では活動中にも観測されることがあります。
デルタ波は修復プロセスや身体の成長に重要とされています。
シータ波 (Theta Waves)
4~8Hzの周波数範囲を持ち、軽い睡眠、深い瞑想、リラクゼーションの状態で観測されます。
創造性、直感、記憶の統合に関係しているとも言われています。
アルファ波 (Alpha Waves)
8~12Hzの周波数範囲を持ち、リラックスしているが覚醒している状態、特に目を閉じた安静時に観測されます。
アルファ波はリラクゼーション、集中力の向上、ストレスの軽減に関連しています。
ベータ波 (Beta Waves)
12~30Hzの周波数範囲を持ち、覚醒していて、注意が集中している状態で観測されます。
ベータ波は思考、判断、問題解決といった認知活動と関連が深いです。
ここまで見ると、これらの種類の周波数と、倍音にあたる周波数を脳内に入れることによって各種ヒーリングが活性化されるロジックが科学的とはいえないにしろ、ぼんやりと見えてきませんか?
少なくともソルフェジオ周波数自体が誰かの感想だったりしたいい加減な話として片付けるにはあまりにも早計であると感じるのは筆者だけではないはずです。
ガンマ波 (Gamma Waves)
30Hz以上の周波数範囲を持ち、高度な情報処理、学習、意識の統合に関わる活動で観測されます。
ガンマ波は認知能力の向上と関連しているとされています。
これらの脳波は、健康、認知機能、感情状態に影響を及ぼすと考えられています。
例えば、ストレスや不安を感じるとベータ波の活動が増加し、リラクゼーションや瞑想を行うことでアルファ波やシータ波の活動が促進され、心身のリラックス状態や創造性の向上が見られます。
脳波はまた、睡眠障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、うつ病といった様々な神経系の疾患の診断や治療にも利用されています。
ソルフェジオ周波数と脳波の関係を論理的に解析
さて、ここでChat GPTに次のような質問をしてみました。
上記5種類の脳波はそれぞれ周波数が定義されていますが、これらの周波数はソルフェジオ周波数と言われる帯域と倍音、または倍数にて交差または一致しますか? 一致するものを計算し、ソルフェジオ周波数と5種類の脳波を紐づけてください。
するとこのような解答が得られました。
ソルフェジオ周波数は、特定の周波数帯域に基づいており、これらは古代の音楽スケールに由来するとされています。
代表的なソルフェジオ周波数には、396Hz、417Hz、528Hz、639Hz、741Hz、852Hzなどがあります。
これらの周波数が脳波の周波数帯域、すなわちデルタ波(0.5~4Hz)、シータ波(4~8Hz)、アルファ波(8~12Hz)、ベータ波(12~30Hz)、ガンマ波(30Hz以上)とどのように関連しているかを見ていきます。
具体的には、ソルフェジオ周波数が脳波の基本周波数やその倍音(倍数)と一致するかを計算してみましょう。
ここでのアプローチは、各脳波の周波数範囲を基に、ソルフェジオ周波数がその範囲または倍音に一致するかを確認することです。
倍音は基本周波数の整数倍で発生します。
しかし、脳波の周波数範囲は低い(0.5Hzから30Hz以上)ため、直接的な一致を見つけるのは困難かもしれませんが、関連性を探ることは可能です。
計算を行い、ソルフェジオ周波数と脳波の周波数がどのように関連しているかを見てみましょう。
計算結果
計算の結果、ソルフェジオ周波数と脳波の周波数が直接一致するような状況は見つかりませんでした。
しかし、ベータ波とガンマ波の周波数範囲に対するソルフェジオ周波数のいくつかの倍音が一致する状況が見られました。
具体的には以下の通りです:
ベータ波(12~30Hz): 396Hz、417Hz、528Hzのソルフェジオ周波数がベータ波の高い倍数範囲(14倍から20倍)に位置しています。
ガンマ波(30Hz以上): 396Hz、417Hz、528Hz、639Hz、741Hz、852Hzのソルフェジオ周波数が、ガンマ波の低い倍数範囲(4倍から20倍)に位置しています。
これは、ソルフェジオ周波数が脳波の特定の範囲やその倍数と一部一致する可能性があることを示唆しています。
特に、ベータ波とガンマ波の範囲での一致が見られますが、これらは覚醒状態や高度な認知活動と関連している脳波です。
しかし、これらの一致が実際に具体的な心理的効果や物理的影響をもたらすかどうかは、より詳細な科学的研究を必要とします。
個人的な結論
ここでは特定の周波数を単一的に並べたとしてもリラクゼーション用の脳波が共鳴しないということがわかりました。
では次回、デルタ、シータ、アルファが活性化するためにはどうしたらいいのか?についてお届けしましょう。