Kensingtonのエキスパートマウス ワイヤレストラックボールを買った

DTMや譜面作成(Sibelius派)は縦横無尽にカーソルを動かすので、マウスは長らくトラックボール型を使っている。ちなみにちゃんとしたDTMerはショートカットを覚えてマウスは最低限しか使わないので普通のマウスを使う人も多い。

そこはさておき、僕はLogicool製の名機M570(USBレシーバー式無線タイプ)に始まり、その後Kensington製の同じく名機スリムブレードトラックボール(有線)を5年かはたまた10年かずっと使ってきたのだが、近年腰痛が無視できなってきた関係でマウスのポジションを考え直すにあたり、ワイヤレス回帰したくなり、いつの間にか発売されていた同Kensington製のエキスパートマウス ワイヤレストラックボールを買った。

ちなみに現在は以下のような配置感で、仕様環境はMac Mini (Intel,2018)、OSはMontery(OS12.4)である↓

鍵盤横やiPadの位置だと手を伸ばしかつ猫背の姿勢になるので首と腰を痛めてしまった。

先に眠っていたM570も引っ張り出してみたのだが、当時感じた障害物への弱さと、カーソルの動きのちょっとしたギザギザ感がやはり気になったと共に、スリムブレードの大玉トラックボールによるダイナミックなカーソル移動と繊細なスクロール操作は維持したかった(M570は玉が小さいのでちまちまスクロールせねばならず、かといってスクロール設定を速めると細かなスクロールがしにくい)ので、この製品の導入を決意したのである。

スクロールの仕様(スリムブレードとやや異なる)のレビュー評価がやや低いのが気にはなったものの、大玉の操作感も同様に意見が割れていたので、つまりは大玉と小玉の使用感と用途の違いの延長線上の話だと判断して買ってみた。まあ、それ以前に前身で有線である以外は同じ外観・仕様のExpert Mouse® Wired Trackball SKU: K64325JPは何十年もレコーディングスタジオの標準装備であり続けているので、そんなに使いにくいという事もあるまい、とは思っていたのだが。とはいえ実機が見たかったので新宿のヨドバシに行ってみたが、残念ながらこのモデルの展示はなかった。まあでかいのも相まって需要は少ないでしょうから仕方ないですね(^_^;)

というわけで、まだ書いたてホヤホヤながら結果から言うと、

・スクロールに関しては既に慣れた(使いにくいという事はない。慣れの問題)
・レシーバーの感度は鍵盤越しでも大変良好である。
・カーソルの動きも有線のスリムブレードと遜色ないレベルで滑らかある。

という感じで、全体的に正直期待以上である。

スリムブレードや同社の小玉タイプのPro Fit® Ergo Vertical ワイヤレストラックボールと比較して使いにくい、というレビューもあるので、購入を躊躇っている人がいるかも知れないと思い、書いて見た。

個人的にはスリムブレードを使っている人なら違和感なく使えるように感じた次第である。



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