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あん摩マッサージ指圧師が心理カウンセラーにもなり帰ってきました。

ご無沙汰しておりました。

しばらくnoteから離れておりました。
実はもともとnoteは出版に向けて自分の文章に価値を見出して下さる人がいるのかという実験的な要素が強かったんです。

色々この二年でありましたが無事、小鳥書房より『幸せになるための正しい不健康』を出版することができました。
ご興味のある方はAmazonにてご購入できますので検索してみて下さい。

その後、色々と思うことがあり心理カウンセラーも取得しました。

今まで多くの患者様を診てきましたが我々のできることは身体に対してのアプローチのみ。
多くの施術者が自分のできる範囲のことをして『はい、治ったよ』と送り出すけどまた来院されるんですよね…
私はそこに違和感があり、施術以外にも体操指導や生活指導を必ずいれるようにいていました。
生活や行動を変えないとまたいつか同じような疲れ方や同じようなケガをする確率なんて高いに決まっているんです。
肩こりの人なんてよくご存じなのでは?
自分がどんなことをしたら肩がこると知っておきながら、でも肩のこることをしてしまっているんです。
つまりその瞬間の肩こりはマッサージで治っても予防のためには
生活スタイルから変えないといけない人がいる。
それを深く考えていくとその生活スタイルを嫌々しているようで…
でも逃れる方法はゼロではないはずなのに変化させずに同じことを繰り返してしまう思考の持ち主が多くいる。
たとえば『頑張らなければいけない』とか『優しくなければいけない』と思い込んでいる人がいる。
生活スタイルを変えるために
思考から変えないといけない人がいる。

さらにそういった思考を変えるためにはそういった思考を起こさせるトラウマを取り除いてあげないといけない人がいる。

私の中で本気で肩こりを治すには、心理的なカウンセリングが必要と感じたんです。
世間一般でいう治すのレベルでいいなら、マッサージ師だけでいいでしょう。
でも私の思う本気の治すは本気でリピート率を減らすことなので。
医療って本来そうであるべきだと思うんです。
患者が多いほど儲けるシステムなんてそもそもおかしいと思いませんか?

何なら先ほど書いたような
『はい、治った』と帰しておきながらまた来てくれるのが一番儲けるんです。おかしくないですか?

今までマッサージに『痛い痛い』と言ってくるけど
私は絶対にこの人は治らないと思う人が時々かつ一定数きます。
それは『痛い』の裏のメッセージが『かまってほしい』なのです。
治ってしまうとかまってもらえないので絶対に治りません。
以前は心の問題なのでと私はきっぱり断り、精神内科などを紹介していました。こういった人に必死に取り組むマッサージ師、優しいマッサージ師なのかもしれないけど私は『優しくできる私って素敵』という自己満足か
裏のメッセージに気づけていないんだろうなと思ってしまいます。
今の私ならちゃんと対処できます。

あとはもともと治療院に来ないようなカウンセリングに訪れるような精神的な問題の人でも、優しく触れられることで幸せホルモンが分泌されたり根本的な問題は解決していなくてもマッサージだけで良くなるケースもあります。少し状態がよくなることでカウンセリングが受け入れられやすくなったりもします。

こころとからだが分業だった時代ではなく
これからはハイブリットな人間も必要だと感じています。

しばらくまた、noteにて記事を書いていこうと思っていますので
何卒宜しくお願い致します。

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