実は私の妻は「人格障害」という病気で有り、それにプラス鬱状態の時もある。鬱状態の時は取りあえず寝たいと云う気持ちが強いようだ。
（多分現実逃避をしたいのだろうと思う）

妻の病気に気がついたのはもう１６年前になる。
いきなりの「パニック症状」が発生し、逃げ回る妻が目の前にいた。
俺は戸惑い何がどうなっているのか判らなかった。
後で判ってくるのであるが、「ＰＴＳＤ症状」だった。

妻は実の父親から色々な虐待の上、母親からは「毒親」による精神的な虐待を継続的に受けていた。結婚後には、その義母の管理下に意味不明のまま俺も、当たり前のように属されてしまっていた。

でも、俺は育った環境も考え方も違う事から、不満は多々あった。
妻も実家（妻の実家）の環境が異常であると思っていた。
そして、妻は俺に判らないところで、俺に対して気を使っていたのかも知れない。

俺はそんな環境下がいやだった。しかし、俺は妻が好きだった。
そうしながら時間が過ぎ、妻の過去の話聞き、妻の本当の病気（解離性人格障害）であることを知っていく。
また、妻の中にいる様々な人格とも話を続けていく。

妻の母親（俺にとっては義母）にも、妻の本当の病気を説明する。
しかし、義母はそれを強く否定した上、俺への批判。まぁこういう人だから仕方ないか！と思った。
俺にとり大事なのは妻であり、義母の理解ではない！！
妻が俺と居たいと云うかぎり俺は妻と暮らしていくことなった。

そして、１４年掛けて妻は、義母（妻のとって実母）からの縁切り宣言
最初は義母から様々なアクションがあったが、やっと妻と義母（妻の実母）との距離が空き、鬱症状が一時期おちついた。・・・・（続く）