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神様本


三洋堂書店、半額セール本

小路幸也
すべての神様の十月

※概要
帆奈がバーで隣り合ったイケメンは死神だった!? 
死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい
なぜなら幸せを感じた瞬間……(「幸せな死神」)
貧乏神に取り憑かれていた雅人
そうとは知らず彼は冴えない自分の
人生を〝小吉人生″と呼び楽しんでいたのだが……(「貧乏神の災難」)
人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち
その意外な目的とは? 
優しさとせつなさが胸を打つ
連作短篇集

※感想
【幸せな死神】
幸せの感情を知らない死神を出産に立ち会わせた帆奈
イケメンで優しい死神
ラストはちょっと切ない
【貧乏神の災難】
貧乏神が雅人に取り憑いたのは貧しくても幸せな人生を歩ませるため
【疫病神が微笑む】
笑う門には福来るを教えてくれた疫病神
【動かない道祖神】
道祖神と八汰烏の計らいで散財から
救われた母子
【ひとりの九十九神】
身を呈して癌の母を守ったお釜の
九十九神
【福の神の幸せ】
健忘症で自殺企図のある福の神

人間をほんの少し手助けする神様たちの意外な目的が胸を打つ6編の連作短編集

※おまけ

私の買った本はダブルカバー
続編あり

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