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【さしすせそ】が言えない~音声・画像・トレーニング方法図解付き

こんにちは。ことば×mamaです。


普段、

年間100人を超えるお子さんとお会いする中で

お母さん・お父さんから一番多く

お問い合わせを頂くのが

「子どもの発音がハッキリしない」

というお声です。


でも、どうしていいかわからない・・・

●お友達から何言っているか分からないと言われた

●話は出来るが舌足らずなことが多い

●保育園/幼稚園の先生から発音について指摘を受けた

●どこに相談したら良いか分からない

●近くに専門機関がない/専門家がいない

●小さな子がいて家から出る余裕がない

●仕事をしながら相談に行く時間が取れない

●ネットや動画で調べたけどイマイチよく分からない

●どんなことをするのかまず知りたい・・・など


場所や時間にとらわれず

「いつでも・どこでも・誰にでも」できる方法で

発音を改善していけるような

トレーニング方法をご紹介していきます。

※こちらで紹介させて頂く内容に関しては、臨床現場での実践指導を元に作成しております。専門家によって異なる見解・他の指導方法もあることを了承頂き、ご一読頂けると幸いです※

🔽note別記事:【かきくけこ】が言えない



①原因-なぜ言えない?

まず、お悩みの声に応える前にお子さまに

以下の問題の有無をお伺いします。

⚠️聴こえの問題👂🏻

・中耳炎を繰り返している

・音が聞き取りにくい

・正しい発音が聞き分けられない

⚠️お口の問題👄

・口唇口蓋裂(くちびるや上あごに裂け目がある)や

・舌小帯短縮症

⬇️(舌をべーっと出した時に舌先がハート型になる、舌を前に出せない)がある

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画像引用 https://www.dental-sozai.com/guide.html

・歯がない(歯が折れた、抜けた、むし歯で溶けた等)

・噛み合わせが良くない    ・・・など


聴こえやお口の構造に問題があると、

本人はちゃんと言えているつもりでも実は

正しく発音が出来ていないことがあります。

その場合は聴力検査をしたり、耳鼻科や

歯科・口腔外科等での適切な処置が必要となります。

これらに問題なく、誤った舌の使い方になっていると

【さしすせそ】が違う音に変わって

発音されてしまうのです。

子どもの場合、大体6歳くらいまでには大人とほぼ同じ

発音を獲得出来ていると言われていますが、

4歳~6歳(小学校就学前頃)までに

「あれ?発音がちょっと気になるかも」と思えば

一度、専門機関へのご相談や

トレーニングをはじめてみることをおすすめします。


・・・とは言っても外出自粛中の今。

おうちでも楽しみながらできる

トレーニングをご提案したいと思います( ^^ )


②症状-言えないってどういうこと?

実は・・・

私の息子(4歳)もサ行が言えません。

【音声・図解・画像説明付き】

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