専門用語や横文字ばかり使う人、なんそれ?
2022.12.7 音声配信より
Summaryfmを活用して。
よく、意識高い系の方が言いそうなセリフ。
「クライアントのドキュメントを、
しっかりここでベネフィクト出しておくために
メリット・デメリット考えて
プライオリティ決めて取り掛かっていきましょう!
それでしっかりフルコミットできるから」みたいな (適当 笑)
普段全く使い慣れない言葉なので、正しいかどうかわからないですけど
検索しながら文章を作ってみましたよ。まあ わかりづらいですよね。
某都知事じゃないですけれどもね。
しかもそのビジネス用語というか、カタカナ用語が略されていたりするから
余計に分かりにくく感じます。
分かりやすく相手に伝えるとか指示を出すっていう時には
すごく遠回りな、そして不利になる感じがするんですよね。
そして様々な方と連携をしていく・情報を共有していくっていう時には
やはり、共通言語で話すというのは非常に大切かなぁと思います。
専門用語は狭い世界でしか通用しない
これは一般的なビジネスに関わるっていうだけではなくて
いろんな専門職ですね、法律とか建築とか医療とかいろんな分野があると思うんですけれども。その中でよく使う専門用語って、専門家同士だったら伝わるんだけれども
それから一歩道を逸れると、ちょっと隣道に行くとそれは伝わらないよね、となる。
私たち「ことばのしごと=言語聴覚士」の中でもそれはとっても大きくて。
リハビリ業界で使う言葉もあるし
医療用語で使う言葉もあるし
これはもうこの言語聴覚士しか使わない、
あんまり分からないだろうっていう用語ももちろんあります。
で、この配信では(音声配信のことです)「なるべく噛み砕いて、専門用語を極力使わないでお話しする」ということを、私はテーマにしているので
もしここがわかりづらかった、とかそういうことがあれば
ぜひ教えていただきたいなぁと感じております。
専門用語や横文字を多用することの影響とは
だいたい、その専門用語とか横文字を多用するヒトっていうのは
簡単なことを、なんか難しめにただ言ってるだけなんですよね。
賢く思われたいのかな?よく分からないですけれども、すごく逆効果だと思います。
まず第一印象で「あー無理」って私なんかは、思ってしまいますね。
なるべく易しい言葉で、というか
噛み砕いてわかりやすく、どなたでもわかるようにお伝えする
っていうほうが、より技術が必要かなぁと思います。
なので、言語聴覚士という言葉自体も「ことばのしごと」と言い換える
そのくらいの気持ちで私はおります。
皆さんもそのように、自分の世界を他の人に知っていただきたいという時には
伝え方の工夫をする時には、方向性は間違えないようにしましょう。
この人の話ちょっとわかりづらいなーっていう時には
その方を反面教師にして。
「自分が、じゃあどうしようかな」ということを考えればいいので
まあ、世の中の周りの人みんなが先生ですよね。
お手本になる方もいれば、反面教師になる方もいる。
そうするといろんな人の話を聞いたり、接したりするのが
ちょっと面白くなるかもしれませんね。
では今回のお話はここまでにいたします。
また次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
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