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地方へ

普段行かないような場所に行ってみる。
なにも考えずにふらっと。
知らない土地には自己紹介をするところから始める。
どんな風に育ってきて、何を信じ生きているのか。
相手を知るにはまず自分からである。
知り合いの土地は優しい。
ある程度のことは気軽に答えてくれるし、裏切ることもない。
そんな環境は非常に心地よいが、それ故時に呼吸のしづらさを感じる。
誰かに監視されているようなそんな感じ。
それから逃げたくてひたすらに足を漕ぐ。
脳みそは要らない。
頭蓋骨の中身は空っぽで。
その方が身体を大切ににできるから。
知らない土地は公平だ。
外側を見透かして内側を食べてくれる。



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