ミニマルを維持するとは、常にそぎ落として新しいミニマルを作ることである。

facebookに保存機能ができてからちょっとずつ増えていた、保存したリンクや投稿や動画が100を越えたので、60まで減らしました。

もういいなと思えたものはさくっとその場で。
内容を忘れているものもその程度なのでその場で。
けっこうよかった気がするものは読み返したりして、もういいなと思えたら削除、ちょっと忘れてたけどそうそうこれすごくいい、リマインドしてよかった!と思うものは残す。

と、いうことをしていたら、これは私が小学生時代から20代のどこかまで、新聞を切り抜いてスクラップしていたときと基本的に同じやり方だなと気づきました。

整理して、更新する。
なぜそうするかというと、その過程で不要なもの過去のものをそぎ落として、最新状態の自分にアップデートするのが好きなのだろうと思います。
そうしていれば、今することこれからすることに身軽でいられるし、なにより、自分が今何者で何をしたいかが見えやすくなる。

デジタル化すればいいかというと、私がとらえている知識や情報はそれとはちょっと考え方が違って、単に物理的に減らしたいとか機能的に引き出したいとかいうのではなく、自分がそれをもっているか、もっていないかに尽きます。
デジタル化したって、もっていることには変わりない。

自分のスペースを何のために空けておくかの問題であり、そこはデジタルの助けを借りようが借りまいが、結局使うのはアナログな自分の頭なので、自分の頭で把握して処理できる量というのを目安にしたいと思っています。
デジタルの整理度の高さは利用するとしても。

話を戻して新聞。
片付けの本はこぞって、そんなものは読み返さない!無駄だ!捨てろ!とくるんですが、私は読み返すんですよね。
読み返せるくらいの量しか持たないというのもある。
読み返さないならもたない。
スクラップを整理・編集することを通して、自分の現在形を再確認していたのだと思います。

だから、私は断捨離が好きです。
ずっと同じミニマルを維持するというよりは、増えてもよくて、増えたものと前からあったもの両方を合わせてからそぎ落とすことで、新しいこれからのミニマルな自分に作り変えることができる。

変わらないのでもなく、減り続けるのでもない、波のあるミニマルだけれど、こんなふうに動き続ける人生を、気に入っています。

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