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辛辛魚の2023と2022を食べ比べてみた

辛辛魚の味の変遷を知りたい。

カップ麺もお店もどっちもおいしい辛辛魚って本当に天才だと思う。

去年の辛辛魚は段ボールで買ってしまいました。幸せですね。念願の大人買い。

しかし……辛辛魚って毎年味が変わっているらしいけれど……
いつも「辛い!おいしい!」で終わってしまうし、1年の限られた時期しか販売しないから……何が違うのかわからない。
これって辛辛魚の魅力を十全に楽しめていない気がする……。

ということで、2022年の辛辛魚が少しだけ残っていたので、
2022年版の辛辛魚と2023年版の辛辛魚、隣に並べて食べ比べてみました!

比較開始

それでは比較を進めていきます。(さっさと結論を見たい方は「まとめ」へ)

①パッケージ

まずは並べてみました

右が2022、左が2023の辛辛魚です。

いや、おな……じ……?(写真技術がないため2022の方がやや暗いですが。)

JANコードも同じ。いや、商品としては一緒だからそれはそうなのか。(そうなのか?)
2022年版はパッケージの左上に「2022」と記載がありますが2023はないですね。

2022のパッケージ
2023のパッケージ

ちなみに、側面は2022と2023で違いが見られました。
その様子はこちら。

右が2022、左が2023。商品ロゴと注意書きの配置が逆転しています。
右が2022、左が2023。この変更の意図とは一体……

御覧の通り、2022では左側にあった「辛辛魚」の商品ロゴが、2023では左に。
そして2022では右側にあった「注意書き」が、2023では左に配置されていました。
意図はちょっとよくわかりません。心境の変化ですかね?

②麺

それでは開封していきましょう。

2022年の麺。かやくは取り除いてしまいました。
2023の麺。こちらもかやくは取り除いています。

内側の器には特に変わりはなさそうです。

が!しかし!
麺、全然違くない!?
2022の麺は細麺ながらもやや平麺気味で、スープによく絡みそうな麺でしたが、
2023の麺は細麺で丸みを帯びています。
辛辛魚、スープがどろりと重いので、細くして大丈夫なのか!?と思いつつ、
私は細麺の方がすすりやすくて好きなので好感が持てます。味が楽しみですね。

③かやく

2022のかやく
2023のかやく

後入れの「粉末スープ」(魚粉の香りとコクが追加される)と、
メインの「液体スープ」、
ネギなどが入った「かやく入スープ」
の3種類で構成されていることは変わりませんでした。

しかし中身は違います。

かやく入スープの中身

こちらが「かやく入スープ」の中身。
これまでと同様に右が2022、左が2023です。

若干、2023の方が赤い。ですよね?
オレンジがかった2023と白っぽい2022。

ということは2023の方が辛いのでしょうか。
辛いラーメン、大好きなので期待に胸が膨らんでしまいます。わくわく!

それからカップラーメンの謎の粉を入れる瞬間が一番罪悪感が高いです。
身体にわるそ~~~と思いながら開けてます。美味しいんだから良いよね。

ここから、調理開始していきます!

右が2022、左が2023。液体スープ、入れました。

はぁ……辛辛魚の匂い。
気管に辛味がツンと刺さる。この赤黒さ。辛いんだろうな。食べきれるかな。あとでお腹痛くなるんだろうな。
期待と不安を胸に調理(?)を進めていきます。

液体スープの色やネギの量はあまり違いが見られませんでした。
むしろこの値上げの波の中で昨年と同じクオリティで商品展開をしてくれていること、足を向けて眠れそうにありませんね。

「後入れ粉末スープ」の中身。うまく撮れませんでした。右が2022、左が2023。

「後入れ粉末スープ」、つまりは魚粉を開けてみましたが、よくわからない写真になっていますね。すみません。
早く食べたかったので上手に撮影することを諦めました。

こちらもやはり左の2023の方が黄色っぽく、2022の方が茶色っぽく見えました。
「かやく入スープ」でも同様に、やや2023の方が辛そうな見た目でしたが、
魚粉でもその傾向が見られるということは、
2022の方がより魚粉感強め、2023の方がより辛め、なのでしょうか。

それではいざ実食です!

④実食!味

右が2022、左が2023。

いやもうほんと写真なんてどうでもいいから早く食べたくて仕方なかった。

実食です。

まずは2022から。

ウマー!!!!!!!!
魚粉感と辛さ。そして濃厚でありながら食べやすい感じがたまりません。
普段だったら残ったスープにチーズとお米を入れてチーズおじやにしていただくところです。カロリーの爆弾。

続いて2023。

こちらもウマー!!!!!!!!!

2022と比較してみると、もったりと濃厚な味で辛さがややマイルドになっていました。
(濃厚さが辛さをごまかしてくれているだけで、辛さ自体は変わらないのかもしれません。)

そして2023の方がやや魚粉感が強い。
2022を改めて食べてみると、魚粉感が少ない分麺の小麦の香りがよく感じられました。

見た目だけで比較した際は、2023の方が辛さが強調されているのではと予想していましたが、
2022の方が一口目からわかりやすく辛さが口の中に広がるため、辛いものが苦手な方は2023の方が食べやすいかもしれないな?と思いました。

ただ逆に、普段の私のようにチーズおじやにしたり、味変アイテムを使いたいときは2022の方がガラッと味が変わるのかも……この辺はまた追って検証してみます。

それから麺!
2022の方が平麺気味でしたが、確かに2023に比べてすこしさっぱりしたスープだったら、平麺気味の方がよく絡むかもしれない。
細麺な2023ですが、麺がこのくらい濃厚だったら問題なくスープに絡みました。


まとめ

所感を表にしました

毎年味が変わっていると評判の辛辛魚。
隣に並べて(物理的に)食べてみて、昨年分からアップデートされている部分を無事に確認することができ、とてもよい経験になりました。

と、いうか、素人にもわかるぐらいこんなに変えてるんだ!?とも思いました。
舌が敏感な人にしかわからないくらいの微差しかないのだろうなと思いながら始めたのですが、
全然違う。ほんとに、しっかりわかるぐらい全然違いました。
見た目も色々違ってましたしね。

それでいながらも「辛辛魚」に求めている味からは2022も2023も絶対に逸れていなくて。
大人の努力ってすごいです。
これまで以上に辛辛魚が好きになりました。

2023も箱買いしてしまうかもしれません。
ぜひ皆様も、見つけたらぜひ。ぜひ。ぜひ。
(というか通年で販売してくれ……)

ゆう

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