マガジンのカバー画像

書く部|みんなでつくるマガジン

1,102
メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ… もっと読む
運営しているクリエイター

#エッセイ

みんなでつくるって素敵やん?書く部「共同運営マガジン」はじまる

ねー、そなんですよ。 昨日もつぶやいたけど、うちのメンバーシップ「書く部」の共同運営マガジンができました。わたしもよくわかってなかったんですが、みんなで記事を放り込めるんですね。だから「共同運営」なるほど~、さっそく盛り上がってるみたいです(ありがとうございます!) なんで急につくったか。暇なのか?春だから、新しいことやってみたかったのか?どれも間違っちゃないけど。 一番の目的は「メンバー同士の交流」です。いや、メンバーシップつくった当初から、そーなればいいな。書く仲間

行きたい時に行っとけ、会いたい時に会っとけ

気が付けば、家族で2年くらいは旅行に出かけていない。最後に行ったのは、息子が小学1年生の時の夏休み。大分の別府へ行ったのが最後だ。 あの時の思い出は息子にとって印象深かったらしく、今でも「あそこに泊まったよね〜」と懐かしげに話したりする。 それはそれで嬉しかったりはするのだが、ここ最近はどこにも連れて行けないことに申し訳なさも感じている。 「また行けたらいいね〜」 なんて、「旅行なんていつでも行ける」くらいの感覚でいたのだが、実際は去年の末から病気でどこにも行けなくなっ

目が覚めて絶望していた昔のわたしへ【漫画あり】

昔の自分に言ってあげたいことはたくさんある。 残念ながら、うつとはお別れできてないよ。悲しいだろうか、やっぱりだろうか。 やっぱりかな? でも共に生きると決めた。 あなたが泣きながら、文字どおり歯をくいしばって生きたおかげで、今わたしがいる。 どう思った? うそみたいでしょ。 こんな風にひとつひとつのことを喜んで、楽しんでるんだよ。布団の中で聴いていてほしい。 過去を振り返るべきではないというけれど、わたしは今でも、何度も何度もあなたを思い出してあの頃よりはマシだって

私たち夫婦の変な食卓の囲み方

平日、私たち夫婦は仕事終わりの時間がバラバラなので一緒にごはんを食べることはほとんどないのですが。 昨日はお互い家でテレワークしていて、珍しく仕事終わりのタイミングも合ったのでたまには!ってことで家にあるものを一緒に食べることにしました。 私たち夫婦ってほんと変だなと思うんですけど、普通は2人揃って同じものを食べます……よね……?どちらかが2人分作ってあげたりして。(どうなんだろう、そうでもないのかな) 私たちはお互い食べたいものも違うからってことで一緒に住んでるのに、

私は何故noteを書くのか。

書く部のお題に、 『日記もブログもあるなかで、noteを書く理由』 というのが上がっていて。 そういえば、私はなぜnoteを書いているんだろう? (・・?) と、チコちゃんに叱られるに出てくる難問を投げられて『?』と固まってしまう芸能人みたいな顔になってしまった。 ボーッと生きてるからな、私… さておき。 なぜ、私は日記でもなくブログでもなくnoteを書いているんだろう?? とりあえず書き出してみる。 日記だと・・・『今日もワンオペ辛かった』が頻発してしまう

5ヶ月ぶりの思い出

「お疲れさまでしたー!」 運転席側のウインドガラスを下げると、今日の幹事やスタッフに声をかけられた。 「お疲れー」 運転席から手を振りながら別れる。車のヘッドライトが数メートル先を照らす。車内で時間を確認すると午後9時。そういえば、夜の宮崎市内にいるのはいつ以来だろう。 今日は会社の周年パーティだった。 日程が決まったのは2月頃だったか。その時はまだ病気で行けるかどうか分からない状況だったのを思い出す。去年の年末から病気に罹ったので会社の忘年会には行けなかった。飲み会

夢を買うじいじ

赤いポロシャツのおじいさんが、宝くじ売り場に吸い込まれていった。ゆったりと楽しげな足取りと、中肉中背よりはややがっちりとしたその後ろ姿に見覚えがある。 わたしの父だった。 先日、買い物を終えてスーパーマーケットを出たら、父が宝くじ売り場へと歩いていくのを見かけた。このスーパーマーケットは地域では中心的な買い物スポットになっていて、宝くじ売り場がある。なんとかジャンボの季節には宝くじを買おうとする人が列をなしていることもある。 そんな人気宝くじ売り場へと向かう父を見て、わ

「やりたいのに、できない」の原因がようやくわかった

やりたいと思っているはずなのに、なぜか手をつけられない… 気持ちだけが空回りして、焦ってしまう。 つい最近まで、こんな状態が続いていた。 目の前に転がっているどうでもいいことは、サクッとできる。なのに、一生懸命に取り組んでいるものになると、どういうわけか手が止まってしまうのだ。 この原因が、ようやくわかった。 完璧主義で、理想が高すぎる これだったんだ… 高すぎる理想が生む悪循環わたしが一生懸命に取り組んでいるものといえば、学生時代から続けている、楽器演奏。

写真に写った先生は、今も変わらず元気そうだった

仕事から帰ると、リビングのテーブルにパンフレットのようなものが置いてあった。よく見ると、8歳の息子が通う小学校のPTA広報誌。そこには、学校の先生達全員分の紹介が載っていた。何気なくパンフレットをめくってみる。息子の担任の先生以外は知らない先生ばかり…そう思っていた。 …ん? 教頭先生の欄に載っている先生の名前と顔に見覚えがあった。しばらくジッと思い出してみる。ハッとした。そこに写っていたのは、僕が小学6年生の頃の担任の先生だったのだ。 うっそ〜!教頭先生になってたの?

「好き」だから極めるのか、極めるから「好き」なのか

人生でこれまで一度も成功していないことが、僕にはある。それは、ルービックキューブ。 何がどうなって全面の色が揃うのかが全く理解できない。1面揃えるのもできないのに、6面なんて神技だと思っている。 8歳の息子がテレビに映しているYouTubeで、とにかくルービックキューブの動画をあげ続けているYouTuberがいた。本人ができるのはもちろん、海外で数秒で組み上げた人の映像を紹介したりして、作られている動画の全てがルービックキューブ尽くしなのだ。 「ねぇ、この人のチャンネル登

なにを食って、生きていく?

料理をしながらラジオを聴いていたら、スターダスト☆レビューの根本要さんがゲストとして出演されていた。 「わあ、懐かしい」と興奮した。スターダスト☆レビューのヒット曲『木蓮の涙』(1992年)は、わたしの大好きな曲だった。女子校育ちで恋なんてしたことのない中学生をも泣かせてしまう、ドラマティックな悲しさをたたえた名曲だ。 インタビューの途中からしか聴けていないのだけれど、根本さんのお話はとても面白かった。笑わせるポイントたっぷりの軽妙なトーク。ハスキーボイスはもちろん魅力的

コーヒースタンドでのちょっとしたドラマ

無性においしいアイスカフェラテを欲してる今日この頃……今日もお疲れさまです。 もともと1日1杯のカフェラテがないと生きていけない人間でしたが、最近は土日にデカフェのラテに出会えるときだけ!と決めてるのでガブガブ飲める日が恋しかったりもするのですが。 少し前に散歩してる途中、初めて立ち寄ったコーヒースタンドでありがたいことがありました。 ずっと気になってたおしゃれコーヒースタンドに胸を高鳴らせつつ、外に張り出されたメニュー表をパッと見る限りデカフェはなさそうに見えて。

知ることは幸せなのか、不幸なのか《水曜日のエッセイ by 逢志亭姉》

  水曜日の記事は文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』メンバーさんが担当です。だいたい2ヶ月くらいで順番がまわってきます。   ◆   いくつぐらいだったろうか。 うちの家は貧乏なんだと気がついた。   でも、それは子供の私が努力しても 改善されるものではないとわかっていた。 真面目に働く両親を恨むことはなかった。   貧乏だと馬鹿にされることが あったとしても耐えられたと思う。 (実際には、そんなことでバカに してくる人はいなかったけど)   自分の頭が悪くて バカにされ

親の心子知らず

「これ、どうやって作るの?」 思わず聞いてしまった。少なくとも僕には作れないし、作り方も見当がつかない。 8歳の息子から、幾重にも折り紙が重なってできた立方体が手渡された。 僕が作り方を教えたわけではない。どうやら児童クラブで作り方を学んだようなのだが、日々作られていくモノのバリエーションが増え、大きさもサイズアップしている。 息子は3〜4歳の頃から折り紙が好きで、今でもその名残りがある。いつもゲームばっかりしているのだが、たまに折り紙にハマると夢中になって作っている。