見出し画像

お金が無い。切実に無い。

いやまぁ正確には、口座にはあるっちゃあるんだが、こうも毎月赤字が続いてると焦りがすごい。
まだ○万ある、まだ○万ある……と自分に言い聞かせている。落ち着け。一旦。とりあえず。焦るのはまだ早い。

会社をやめてから丸一年が経った。

しばらくは傷病手当金をもらっていたので、そこまで致命的に所持金が打撃を受けたわけではない。
なんなら傷病手当金は働いていた頃の給料を元に計算・支給されるので、普通に働いていたときの7割くらいのお金を受け取っていた。
かつ、その間はほぼ引きこもっていてお金をほとんど使わなかったので、有り体に言えば傷病手当金はほぼ貯金に回っていたわけである。

そのあと、傷病手当の期間が終わった後は、その貯金を食いつぶす形で無職をやっていた。
再就職する気が全くなかったので失業手当の申請にすら行かなかったが、これはもうちょっと調べたり考えたらより良い選択があったかもしれない。

で、数ヶ月前からアルバイトを始めた。
そしてようやく、家計簿をつけてみたりして、自分の生活がいかにカツカツかを再認識したわけである。

生きていくにはお金がいる。

お金は現状あるっちゃあるが、とても持続可能な生活ではない。
ちょっと特別な出費があれば即座にヤバいのはもちろん、赤字を出さないためには歯医者や美容室にすら行けない状態である。

しかも「仕事をする」ことに対して過剰に怯えるようになってしまった。
よくある話だがまぁメンタルを病んで仕事をやめているので、「自分は普通に仕事をすることすらできないのだ」という思い込みが強固に形成されてしまった。

ちなみにアルバイトは居酒屋で、今のところちゃんと頑張れている。
大学生の頃にも飲食店でアルバイトをしていたので、その成功経験がギリギリこんなところで生きたらしい。
いらっしゃいませ!とお待たせしました!なら自分にもできる、という経験があった。

ただ、前述のように、このアルバイトだけでは生活が厳しい。

他の収入源を作らないといけない。

アルバイトを増やすのは正直しんどい。
現状でもだいぶバイトに体力を吸われていて、それ以外のことがほとんど手につかない生活をしている。
12時間ぐらい寝ている。

ということで在宅で稼げるように、ブログのアフィリエイトなんかに手を出そうとしてみたが、これも続かない。
「他人の役に立つ記事を書く」ができない。
n=1の例を自信満々に書いたり、「失敗してもいいんです!」「間違えていたら後で修正しましょう!」の精神で人様にアドバイスをしたりするのが、本当に性に合わなかった。

クラウドソーシングは怖い。
「一人のプロとして人から仕事を請け負う」のが怖すぎて無理。
いや重く考えすぎ、責任感持ちすぎ、そもそも企業はそんなに期待してない、というのは分かってるんだがそれでも無理だった。

だーいぶ端折ったがこれでもいろいろ考えたし、がんばったけど、無理なんだよなぁこれが……
そもそも人よりだいぶ「しんどさ」に耐えられないタチだ。だから仕事をさっさとやめてしまったわけで。
その閾値も、メンタル病んだらさらに下がってしまったわけで。
行き詰まった! 人生終わりだ!

でも今の生活のほうがよっぽど気楽で良かったりする。

お金はないが、しんどい、つらいと思うことはかーなり減った。

朝死にそうな気持ちで起きる必要がない。
居酒屋で「分からないところが分からない」は起きない。
スケジュールや〆切や残業がない。
まかないは美味しい。

利益について考えるのは社員さんたちの仕事で、私たちアルバイトは最低限、言われたことを言われたとおりにこなせばいい。
なんなら人不足の現状、そこにいるだけでありがたがられる。

めちゃくちゃ気楽だ。
ビールひっくり返したらすみません;;;;にもなるけど。

会社だと自分のやっている仕事以上の給料をもらってたから怖かった、みたいなところもあったんだろうな。
今の環境だと、まぁ時給以上の働きはしてるんじゃない?と思ってるので、ビールの一杯や二杯や五杯ひっくり返したところで、すみません;;;;ぐらいの落ち込みで済む。

階段登るときに五杯ひっくり返しました。グラスは死守しました。えらいね。

そんな感じの雑さ、気楽さで生きているので、堅実に会社員していたころよりもかなり幸せを感じている。
「赤字がヤバい」はしばらく当面の問題としてつきまとうだろうけど、会社員時代の絶望感に比べたら、随分ライトでさっぱりした絶望感だなと思う。

ということで! noteを始めてみました!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
くだらないことなら永遠に書いていけます。
今後もぼちぼち更新していこうと思いますので、よかったらまたよろしくお願いします😌

ちなみに、がんばれへっぽこ居酒屋アルバイト野郎!と思ってくださった方は↓からサポートとかして頂けると、食費の足しにさせて頂こうと思います!

自分の文章を読んでもらえることが、文字を書く人間にとっての最大の喜びです。ここまで読んでいただき本当にありがとうございます! ※もしお金に余裕があれば、ここ↓からサポートを投げて頂けると、なんと!私の晩ごはんの鶏むね肉が鶏もも肉になります!