前回の記事で、１５年前から密かに抱いていた願い事がひょんな流れで叶った話について書きました。

その続きです。

肝心の何が叶ったのかを書いていなかったのですが・・・

こちらです。

どどーん！

バイクを買いました！

４０代目前にして初めて（二輪）車のオーナーになっちゃいました。どきどき。

願いのきっかけ

学生の頃、恵比寿の焼酎バーでアルバイトをしていました。

当時私は高円寺の奥の方に住んでいて（恵比寿までは乗り換えて40分くらい）、大学からも離れていたのに、なんでそんな所まで通ってたのかといったら、ただただ都会的な大人の街で働いてみたかったという・・・単純な好奇心。

そんな私の望み通り、料理人や俳優、デザイナーを目指すフリーターや、DJ、ダンサーなどなど、、今までの生活では出会うことのなかったバイト仲間に囲まれて、教室の片隅でわりかし真面目に生きてきたような自分にとって、観念をぶち壊してもらうような日々の連続でした。

そして、その頃出会った人たちが、高い確率で愛用していたのがバイクだったのです。

家の方向が同じ先輩（彫り師見習いの気のいいお兄ちゃんでした）にたまに乗せてもらって帰ることがあったのですが、深夜、青梅街道沿いの流れる景色を後部座席から眺めるのが新鮮で、爽快で、楽しくて

案外、人生は私が思ってるよりも楽しいものなのかもなぁ、と思ったりして

ほどなくして二輪免許を取りました。私のは小型限定MT車というマイナーな免許（※125cc以下のみ乗れる）で、みんなに笑われたものですが、私は嬉しかったです。

願いが動く時

しかし、都内に住んでいると、バイク置き場のある家に住む機会がなかなかなく、それを言い訳にせっかくとった免許を活用しないまま時は経ち・・・

そこから１５年。

いつか乗れたらいいなぁ、と思いながら、心のどこかではすごく遠い夢のように感じていました。

が。昨年、引っ越しを機に、バイクに乗りたい！という思いが再燃。

コロナ禍で電車移動に少し心理的な負担を感じるようになってきたことも追い風になりました。

とは言え、私にとっては大きな買い物だし、なにより１５年前から一度も乗っていないし、どれから選べばいいのやら、頼れる人もおらず、車もペーパー、などなど・・・叶わない理由なんて挙げればいくらでも出てきます。

それでも、身近な方に励ましていただいたりして、ようやく本当に望んでみよう、と思い至りました。

スピリチュアルを含め、心のことについて学んできているものですから、すべては自分の意識から、というのが原則オブ原則と思っています。

というわけで、ネットでバイク情報を一から読み漁るというよりも（少しは見たけど）、日々願い事を明確に言葉にして望み続けることと、自分の中に湧いてくる否定的な声に気づいてそれを手放していく、というようなことをしながら、意識の中で叶った時の喜びにフォーカスしていきました。

そして、おそらくこれも大事だったのだと思いますが、

手に入った時のために、運転への不安を少しでも減らしておこう！と決心し、ペーパードライバー講習をしている近場の教習所を見つけ出して申し込みをしたのです。

申し込みをした時は、手に入る予定なんてまったくなかったのに。笑

ところが・・・

そうこうしている内に、バイクのことを教えてくれる方が突然現れ、私の好みの雰囲気に合う車種を紹介してくれて、あれよあれよという間に・・・

この子に出会いました。

（「仮面ライダーが乗るようなクラシカルな雰囲気」が私の好みでした笑。中古ですが、とっても綺麗なのです！）

結局、なんと、教習所のペーパー講習を受けるより先に、気づけばバイクがやって来たのでした。

意識と現実的な行動、やっぱり両方大事なのだなーと思いました。

ちなみに期限も金額も、「このくらいだったらいいな」という私の希望にぴったりでした。

まとめ〜願いが叶う理由

今回のことで、どれだけ無理だと思えることでも、本当にそれは自分の思い込みなんだなあ、とつくづく思いました。

望みが叶っていい。理由は、私がそれを望むと決めたから。

それでいいんだ。そうして出てくるもの（否定的な声や、投げ出したくなる衝動など）があったら手放していけばいいんだな、と本当に思いました。

神様はそんなにケチじゃない。ほしいものがあったら素直に望んでいいんだ。と思いました。

望んでいく過程で、本当はそんなに本気でそれを望んでいない自分とか、それが叶ったら困ると思っている自分（これが意外に厄介）とか、ばんばん出てくるんですけれども。

そうしたら無視せずに、向き合っていけばよいのです。少なくとも、望む前にあきらめてしまうのはあまりにももったいない。

バイク屋さんが少し遠かったもので、初公道デビューで土地勘のない場所を一時間ドライブしたらクタクタになりましたが・・・（交差点は正直生きてる心地がしなかったです）

練習します！