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人を楽しませるために始めた音楽がいつの日か人を傷つけてしまっていた。

皆さんこんにちは。

現役音大生でピアニストの琴香です🎹

体験談を日記形式のように綴る内容となっております📖✍

あくまで私の個人的な考え、感想のためご理解いただけると幸いで

私の思いや情報、経験などが少しでも皆さまのお力になれるようにと書かせていただきました!

1部有料ですが、私の中でも音楽についての考えかたが今一度変わった出来事のため、


ぜひ最後までご一読いただけますと幸いです🙇🏻‍♀️



音楽という世界はいつから競争世界になったのだろう…。


私は現在音楽大学でピアノを専攻しているいわゆる

音大生

なのですが、ふと練習中にこんな事を考えたことが多々ありました。


私がピアノを始めたのは記憶は薄々ですが、まだほんの少し記憶が残っているおよそ5才の時でした。


近所の小さな小さなピアノ教室で、当時教えていただいた先生は優しくて穏やかなおばあちゃんのような先生でした。


その先生は私に音楽の楽しさを伝えてくれた1番最初の大人でした。


当時の私はとにかくピアノを弾くのが楽しくて楽しくてしょうがない5歳児でした🙂


初めて人前で弾いたのもピアノを習い始めたその年で、その先生のご自宅での発表会でした🎹🎶


人前でたった1人で初めて演奏して終わった後の温かい拍手。


記憶の中のほんの一部に過ぎませんが、嬉しかった感覚は今でも覚えています。


それからというもの、幼稚園でも小学校ででも私は本番が大好き!!


たくさんの人の前で演奏してたくさんの人が笑顔になり、拍手をいただけるのがとにかく大好きだったので、


目立ちたがり屋な子どもではありましたが、いつの日か物心ついた頃には


「私は音楽で生きていきたい!演奏家になりたい!」



なんて強く思うようになっていました。

それくらい私のピアノで色んな人達が笑顔になっていく瞬間が大好きだったのです😌



しかしどうだろう。今となっては。


私は現在大学生という立場。この歳になり周りにいる友人は私と同じ夢を志す者ばかり。気がつけば私の周りにいる人達は、


笑顔で喜んでくれるお客さんではなく、敵・ライバルという存在になっていました。


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