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心がギュッと満たされる瞬間を

そんな瞬間を創造したいと思う今日この頃

これまでの中でどんな時に心がギュッてなったか
振り返ってみようと思いました
この記事を読んでくださった方はどんな時にそう、
感じられているのでしょう


ふっと思い出したニカラグアでの時間

3日くらい停電と断水していた時
携帯もパソコンも充電できないし使わないほうがよき
電気もつかないし、真っ暗だったから
ろうそくの灯りでみんなで夕食を食べた

ニカラグアには玄関の軒下に揺りいすを引っ張り出して
ゆらゆらしながらコーヒーを飲む習慣があるんです
(下に写真載せますね)

夕食の後も停電で何もできないし
みんなでろうそくの灯りの中
揺りイスを引っ張り出して、コーヒーを飲みながら
ゆらゆらしながら まったりお喋り
なんでもないこの一時が私にはとっても幸せで
勝手に涙がぽろり

思い返せば
ホームステイしていた家族の一人になっているんだーって
実感できたのかもしれない
日本人が私しかいない小さな街で、ニカラグアの家族は
いつもわたしの味方で、ほどよい関係の中で見守ってくれてた
ハグ文化で、現地の友人たちは締め付けるレベルで
ハグしてくれるのだけど笑
家族はあまり私にハグしなくて
少し寂しかったのかな
日本文化を尊重してくれていたのだと思う
でも家族なりの私への愛の形があって
揺りいすのコーヒータイムに気がつけたんだと思う

ある日の停電もしていないお祭りの時 
軒下にいろんな椅子を引っ張り出していると通りがかりの演奏隊もやってくる


それから、看護師としての日々の仕事の中でもそう

患者さんの後ろ向きから何かをお手伝いしていて
「あなたの声だと思った」と嬉しそうな表情をしてくださったとき

寡黙な方だと思っていたら
家族の前ではすっごいお話しされている姿をみたとき

ご家族の方が患者さん本人への心配や大切な想いを
吐露してくださるとき

ずーっとそっけない雰囲気だった患者さんが
「ありがとう」と言ってくれるようになったとき
本当はギュッて抱きしめたいんだけど
日本だとへんな感じになってしまうし、やめておいてる
おばあちゃまにはたまに勝手にハグしてる笑

心がギュッと満たされる瞬間を創造したい、と
冒頭で書いたけど
創造したいと思って、つくられる瞬間じゃないのかも

大切な関係性だからこそ
自然に生み出されている瞬間
お互いが思い合っている時に生まれている瞬間

ずーっとそっけなかった患者さんが「ありがとう」と
伝えてくれたのは、日々の中で私からのなにかを感じ取ってくださったから

心がギュッと満たされる瞬間を創造するには
日々、「大切な関係性を築いていく」ことが大事なのかも
と気がつけた時間でした
最後までお読みいただき、ありがとうございます


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