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売れないものを売ることのシンドさ

転職活動記録になってますが…
私としては何がなんでも2月中に決めたいという気持ちがありました。
というのも、現職のプロジェクトが終わって余裕が出る時期なことが一つ。
そして、4月から始まる予定の、どうにもやる気が出ないプロジェクトがスタートするまでに逃げたかったのでした。

うちの会社、いっぱいうんざりすることがありました。
もうすぐ開始されるプロジェクトは最たる例で、どーにもこれ、売れる気がしない…というものを何とかして売らないといけないというのがもう、10年くらい続いてて。

労多くてリターンが少ない企画を遂行するのほんとにしんどいんです…

例えば自社で開発した化粧水を売ろうという企画があるとします。

化粧水なんて世の中いくらでもあるわけですから、よほどニーズに応えたもの&宣伝しないと売れませんよね。

大手化粧品ならCMバンバン出せるわけですが、うちは小さい会社なのでそんな宣伝費出せません。
じゃあどうする?
小さい企業さんだとSNS広告を使ったりインフルエンサー使ったりGoogle広告を使ってLPからの申込みを募るのが普通かと思います。

それだって、他社と比較検討してこれはすごい!買いたい!と思えるものでないといけませんよね。
うちの会社の商品、その買いたい!という理由がいつも弱いんです。
効果性の数字もない。これだけ売れたという数字もあまり良くない。クチコミも少ない。なのに、売れという。
人によっては効果は出るんです。
でも人によっては出ない。
じゃあ、改善率は?使用感は?
お客様に聞いてもあまりはっきりしたいい回答は得られない。

化粧水を例にしているので、わかりにくいかもしれませんが、こういう曖昧なものをふわっと売っていこう!となる会社(社長)で私はうんうんうんうん頭を抱えて企画から同業他社分析やらペルソナ設定やらワイヤーフレームからデザインからディレクションまで全部やってきたのです。
そしてちょっとしか売れないから、もう本当に自分の力不足のせいだと自分を責めて…

そしてまたそういうプロジェクトがスタートしそうだったので、早く逃げたかったのでした。
ようやく、次が決まったので、退職の意思を告げようと思います。
次はディレクター1人ぼっちじゃないからきっと相談もできるはず…ていうか売れる気がしないものはきっと売らないはずだ。だって、そんなの普通倒産しちゃうじゃんね。


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