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ことラー1期、40名が初集合!:基礎講座1回目

4/14(日)に「こと!こと?かわさき」の第1回目の基礎講座が開催されました。
1期となることラー、40名が勢ぞろいしました。
ことラーにとっては、初の顔合わせとなります。

第1回目の基礎講座はことラーとして活動を行なうためのガイダンスとなりました。

午前はオリエンテーションで、まずは川崎市役所、市民文化振興室室長の白井さんからのあいさつでスタートしました。


その後、スタッフの自己紹介を行い、ことラーたちのコミュニケーションを補助するツール「UDトーク」を使用してのことラー同士の自己紹介を時間となりました。

UDトークとはいわゆる文字起こしツールで、これを使って声や音を聞き取りづらい人ともコミュニケーションを取っていけます。

普段使いなれないアプリにもそれぞれ対応しながら自己紹介を進めていました。


その後、市民文化振興室担当課長の山本さんから市としての取り組んでいる「アート・フォー・オール」について、川崎市の現状についてなどが話されました。
続いて、東京藝術大学、プロジェクトマネージャーの玉置さんから大学が取り組んでいる共創拠点が目指す「望まない孤独や社会的孤立」を生まない社会、それを実現するために大学がどのように考え、動いているかをことラーに共有しました。
最後に同じく、同じく藝大プロジェクトマネージャーの近藤さんからこれからの基礎講座、実践講座の流れや予定を伝え、スタッフ、ことラーが一緒にこの「こと!こと?かわさき」を作っていきたいということを話しました。

話を聞くことラーの表情も真剣です。

一通りの話を聞いて、少しの時間、ことラー同士でのコミュニケーションの場を設けました。思ったこと、気になったことを他の人と話すことでより理解が深まります。
様々な情報を一気に浴びて、ことラーたちも疲れたかと思いますのでここでお昼休憩です。

午後は川崎市制80周年記念で作られた「かわさきかるた」を使って、ことラーが活動するフィールドである川崎の魅力を再発見しつつ、楽しみながらことラー同士でコミュニケーションを取ってもらいました。


このかるたは読み札を市民から公募し、絵札を川崎にゆかりのある美術家が描いた川崎を堪能できるものとなっています。
川崎についてまだあまり知らないことラーは意外な魅力があることを知ったり、長年住んでいる人も案外知らないことがあったりと、様々な発見があったようです。
会場は予想以上の大盛り上がりで読み札を読む声が聞き取りづらいくらいでした。

かるたを遊び終わった後、各グループでどういったやり方でかるたを行ったか、どういった活用をしたかなどを発表しました。
かるたの楽しみ方も各卓それぞれで、絵札に描いてある場面について情報共有したり、ひたすらかるたを楽しむ卓もありました。

そして、この回の最後にことラーハンドブック「こと!こと?かわさきの約束」の読み合わせを行いました。
改めて、会場にいる全員が共通認識を深めました。

今回の講座を受け、今後の活動のイメージを膨らませることラーたちがどういったアクションを起こしていくのか今から楽しみです!

(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー 財田翔悟)


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