見出し画像

サードプレイス、スターバックス

スターバックスの強みは、サードプレイスとしての空間を提供していることで知られる。

ポートランドでは、交通警察官が勤務中でもこうしてコーヒーを買う。さすがに店舗でくつろぐことは無いが。

妻が仕事に出かけると、子供と二人で毎朝、同じスターバックスに通った。当時1歳半だった娘も、ここでアップルジュースを覚えた。スタッフだけでなく、利用者にも声をかけてもらえ、居心地が良かったことを今でもよく覚えている。しかし、会話を求めてスターバックスに行っている訳では無い。そもそも英語は話せない。日本でよく利用しているから安心感や慣れもある。

一方、日本のスターバックスではこうした経験は少ない。場所の設えは、アメリカ以上だと思うのだが、会話は無い。

サードプレイスの定義を”見知らぬ人との会話”を重要視すると、居酒屋や立ち飲み屋という選択肢もあるのだろうが、それは単に会話に飢えた人が集っているだけの印象にも思える。

日本にとってのサードプレイスは、どこか。

そもそも、日本とアメリカではサードプレイスの定義が違うのでは無いか。人も文化も違うんだから。