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過去生・未来生リーディング ~case1 ふたごの魂

過去生リーディングをしています。マガジンでは私が霊視=リーディングすることでどんな魂と出会ったかを紹介していきます。あなたの学びに、また魂の浄化、進化につながることを願って。

詳しくは以下をご覧ください。

何度も繰り返し出会った魂

名前はトゥキア(妹)とカルゴア(兄)。
二人は双子として紀元前、うんと昔に生まれた。

限りなく広い平地。木々の合間をぬってよく追いかけっこをしていた。
二人で見上げた夜空の星が懐かしく、心に残っている。

それが私とパートナーヒロキの魂。
出会った時からなんとなく懐かしく、愛しい。
上司と部下で、年齢差20歳だが、世間でいうその壁が何の障壁にもなっていないのが、不思議だった。

何度かブツ切れに見るふたりの過去生。
その後トゥキアは継母の弟と婚姻をすることになっていた。
部族の長である父は自由できままに生きるトゥキアを許さなかった。
もちろんトゥキアも許されようとはせず、ひとり部族から離れ故郷を出た。同時にカルゴアも許嫁がいた。トゥキアのわがままな態度には呆れていたし、すぐに戻ってくるだろうと心配しなかったが、これでふたりは永遠にであうことなく一生を終える。

部族を離れたすぐに後悔したトゥキアは一度村へ戻ろうとした。
しかしきっとそうするだろうと思ったカルゴアは村人がトゥキアの目にはいらないよう身を隠した。

人の気がない村の様子を遠巻きに見たトゥキアは絶望し、ひとりで生きることを再び決意した。
が何もその術をしらないトゥキアは結局他の部族の捕虜となり、幸せを感じることなく、病気で亡くなった。

トゥキアの魂が学んだこと
断念が早すぎる。制限ある環境の中で自分ができることは何かを知り、意地を張らず、自分の心を両親や兄に伝え、想いを分かち合うこと。兄を信頼していたが、依存しすぎていたため、自分とは違う態度を取ると異常に怒りを覚えた。感情豊かではあるが、感情のままに行動することの害を知った。

カルゴアの魂が学んだこと
しきたりの中で自分を活かすことなく感情を抑えて過ごしていた。
部族という組織の中での立場をわきまえることで、自分の可能性や「らしさ」を発揮することを諦めていた。

今世の課題

過去生の思い込みや態度は転生を繰り返すたびに改善されるものだが、私とヒロキは以下の課題をこれまでの転生でクリアにしてこなかったみたいだ。
よって、今世も以下の特徴をもちながら生きていた。

ふたりの魂が出会ったとき、穏やかさや懐かしさがこみ上げてきた。がしかし、同時に憎しみ合う気持ちもあった。
分かり合えなかった千数百年以上の悔しさは最近まで解消されずに私たち二人を悩ませた。

トゥキアの課題
感情のまま行動する、せっかちな態度を改める
想いや考えを丁寧に伝える

カルゴアの課題
感情を取り戻す
権威主義からの脱却

口論となるたびに、この課題をお互いに伝えあい実行することで、まだ幼かった頃のトゥキアとカルゴアのように仲良く過ごすことができている。

実は私たちの出会いはこの後も「殷」という時代で出会っている。
その話はまたいつか。

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