「シュルケルって巫女たちとつながってたの？」


「そうだ。まあ、正確に言うと私がつながっていた人間が巫女と地上で呼ばれ、その人間たちが住み管理していたのが神社だった・・・というだけだったのだが。」


「シュルケルって、病祓いができるんでしょ？」


「病祓い・・・っていうか、人々が天使の力の恵みを受けられるように力を祠に送っているだけだが・・・まあ、病祓いはその副産物だな。ほら、ほかの天使に聞かなかったか？神社が作られた理由を。」


「聞いた聞いた。人間が天使の力を頼りすぎないようにだろ？」


「そうだ。分かってるじゃないか。ミィディア。」