美しい日本語・春の雨
春の雨の一日ですね。
大和言葉には、
雨をあらわす言葉がたくさんあります。
今日の雨をさまざまな角度から、
大和言葉であらわしてみたいと思います。
こちらでは
霧のようにきめ細やかな雨、
小糠雨(こぬかあめ)が
地上に降り注いでいます。
音も立てずにさらさらと、
この世界のすべてを優しく潤し
包み込むように降っている。
なんて優しい光景でしょう。
雨をよーく見てみると、
とてもほそい線のように見えます。
食べ物の春雨(はるさめ)の名前は、
春の雨のような形を
していることからきているようです。
花よひらけ咲けよと
うながすように降る雨、
催花雨(さいかう)。
せっかく咲き出した桜の花を散らせる、
花散らしの雨にはなりませんように。
恵みの雨をたくさん飲んで、
綺麗な花を咲かせてね。
あなたには今日の雨が
どんな風に見えていますか?
もしよければ教えてくださいね。
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