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ご近所物語

息子の育休中は、娘の保育園のお迎え時間が16時なのだが、お迎えから帰ってきたタイミングが、結構ご近所さんと被り、お向かいさんや、同じ区画のママ友さんと仲良くなってきた。ご近所のお子さん達も、皆ママさんが下の子の育休だったり、時短で働いていたり、パートだったりするので、お迎えの時間が同じになるのだ。

週に1回ぐらい、帰りのタイミングが合う時は、道路で子ども達にシャボン玉や三輪車をさせたり、少し前まで暑かった時期は水遊びなどさせていた。その間、我々は貴重な地域の情報交換タイム、家事育児の愚痴タイムとなる。

2年ほど前、新興住宅街に引っ越して、初めて一軒家に住むことになった私。周囲の情報も何も分からないので、ご近所さんと仲良くなって、地域の病院や学校など、子どもにまつわる情報がずっと欲しかった。だから、初めてママ友さんとLINEを交換した時は、これで安心!と、とても嬉しく、胸を撫で下ろした。

そして、季節はもうすぐハロウィン。
ご近所の中でも、子どもが同学年で同月に生まれた斜め向かいのママさんとは、とりわけ仲良くさせていただいていて、そのママさんから、
「今度、いつも遊んでる人たちでハロウィンの簡単な集まりがあるみたいです。一緒に行きませんか?お菓子交換するぐらい、気軽に集まる感じだと思います。」とLINEをもらったので、光の速度で、参加します!と返信した。

すると、後日集まるメンバーがLINEで送られてきた。気軽な感じを想像していたので、2.3組集まるぐらいかな〜と思っていたら、、
奥さん!子ども何人集まると思います?

11人(ベビ含む)ですって!!!
え、どっかの自治会の集まりですか!?!?!?

大人数恐怖症の私は、一瞬血の気が引いた。なんとかして断れないかな、、と悩んだが、都合が良い日を聞かれて調整もしてもらっていたので、それは無理だった。こんな時仕事してたらな、、とか色々脳裏をよぎったが、とりあえず行くしかない。なんか、子どものアレルギーまで聞かれたし、きっとお菓子を手作りしてくるママさんもいるんだろうな。(遠い目)

とりあえず市販のお菓子と百均でラッピングのグッズを買った。まぁまぁ良い値段がする。もうお菓子交換とかやめようよ。ねーねー。。

てか、これってクリスマスも絶対あるよね!?
ハロウィンしてるんなら、次はクリスマスでプレゼント交換とかあるよね、、ね、ね、!?神様、サンタクロース様、ねぇ!?

とモヤモヤ考えながら娘のお迎えに行き、帰ってきて、自宅の郵便受けを開けた。

するとそこには、私の悩みを察したかのように、息子の保育園の内定通知が入っていた。
何このタイミング!!!

娘の時は、全てが初めてだったので、不安もあり、育休をギリギリまで延長していたのだが、息子を産んでからは、なんとなく一歳過ぎたら保育園に入れたいなと思っていた。休みを延長したいのは山々なのだが、いかんせん経済的な問題などもあり。。ただ娘と同じ園を希望しているので、来年4月まで待機かと予想していたところの、まさかの内定だった。

嬉しいやらなんやら。複雑な気持ちを抱えて、来月私は仕事復帰する。


そして、何よりもね、あるかわからないご近所のクリスマスパーティーは、これで回避できることになりましたyoーーーーーー!!!!!←


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