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ぎっくり腰になると言われたから、推しの声を聴いた話

数年前、ケガをして後遺症に苦しんだ時期がある。それをきっかけに、定期的に理学療法士さんに体のケアとトレーニングをお願いしている。

先月と今月、私はとても忙しかった。休日がなく、朝の6時から22時まで働きっぱなしという日が続いたから。

私は平気だと思っていたけど、それはただの意地。海とか大好きなタイ、憧れの地である鎌倉の情報を探しては思いを馳せていたので、たぶん、本音は休みたかったのだと思う。

でも、今は歯をくいしばって頑張る時だし、と、自分に言い聞かせ、ひたすら働いた。

まぁ、そんな感じだったので、体もけっこう疲れていたのだろう。ある日、体のケアに行ったら、理学療法士さんに言われた。

「体の緊張状態がひどい。休めていない証拠です。とくに腰はかなり怖い状態。このままだと、ぎっくり腰になりますよ。」

またまた~~ そんな大げさな~~ と、言える雰囲気は1ミリもなかった。理学療法士さんがそれくらい真剣だったのだ。

体感的にはまだイケると思ったのだけど、理学療法士さんに何度も忠告されたので、この日は仕事をせず、とにかくリラックスすることにした。

とはいえ、交感神経常時優位人間の私、リラックスはかなり苦手。どうすればいいだろうと悩んでいたら、理学療法士さんが、「何もせず、好きな音をひたすら聴いてください」と提案してくれた。

私の音楽好きと、音に敏感という特性をよくご存じなので、この提案をしてくれたと思う。

そんなわけで、私は推しの声を聴くことにした。推しというのは、King Gnuの井口理さん。私は彼の声が大好きなのだ。

King Gnuの楽曲を聴くことも考えたが、ロックは交感神経を刺激するからダメ、と言われたので、井口さんの話す声を聴くことにした。私は、井口さんの歌声と同じくらい、話し声が好きなのだ。

井口さんの話し声は、ラジオとか、SpotifyのENCORE、CLUB GNUで聴ける。イヤホンから流れる井口さんの優しい声を聴きながら、私はいつのまにか眠りに落ちた。

そんなわけで、7月最後のnoteは、ガチの推し、井口理さんのことを書いてみた。念のため書くのだけど、私は井口さんの声以外もとても好きだ。著書やメンバーとのやり取り、SNSから感じる人柄も大好き。時々、ちょっと戸惑うこともあるけど(笑)。もちろん、彼のルックスも大好き。

疲れた体と心に、推しの声はひたすら優しかった。

そんなわけで、7月が終わる。疲れることだらけの6月で生じた問題を、7月で一気に解消した感じ。8月も仕事をがんばらねばならんのだが。一番やりたいのは、「休む」です。


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