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ゆるり再開 …凸凹道を軽やかに

ふと気づけば、2ヶ月以上も更新していませんでした。
日々のちょっとした出来事は Twitter でつぶやいてしまうし…。
入院している夫の容態が悪化したり… いろいろある中で少し気持ちが停滞してしまったりもして…。

コロナ禍で面会禁止が続く中、先々週、別室に移動した夫と特別に面会させせもらうことができ。それは、心配な状態だからということで許された面会だったので、状況としては喜ばしいことではなかったのだけれど、でも、9ヶ月ぶりに耳元で声をかけ、手袋越しとはいえ触れることもでき。なんだかとても安堵したのでした。
おでこや頬に触れて、大丈夫だよ…と声をかけたとき、夫の表情がふぅ~と緩んだのが感じられて。ちょっと涙が出そうになりました。
幸い、空の上の誰かさん(?)が、またまた猶予をくれたのか、少し容態が安定し、今に至ります。

夫に会いに行く電車の中で読んでいたのが、
『今を生きやすく つれづれノート言葉集』銀色夏生

今つらくても、それを未来から見たら、
大丈夫だから、乗り越えられるからって、
未来の自分は現在の自分に言ってくれてるのだろうと思う。
その声に力づけられて、生きていこうね。

この言葉を読んだ瞬間、夫が倒れてからの5年8ヶ月のいろいろが思い出され。5年前の私をぎゅっと抱きしめているような気持に。そして、未来の私から抱きしめられているような感覚に。
とても救われたのでした。

日々遭遇することを受け入れ、折り合いをつけつつ歩む日々。
相変わらず、時々、苦しくなってしまうけれど。
それでも、じたばたしながらまた浮上して…。
これからも、そんな風に過ごしていくのだろうなぁ。
できるだけ凸凹道を軽やかに歩けたらいいな。

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