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わたしと羊毛フェルト。

子どもの頃から絵を描くことや手芸が大好きだった。学生の頃は絵を描くことに没頭した。美大卒。

羊毛フェルトとの出会いは、今から約14年ほど前、当時息子が通っていた幼稚園のバザー部に入部したときだった。

それぞれ何か作品を出品しなければならず、取り敢えず手芸屋さんへ行ってみることに。ここは、色とりどりの布や刺繍糸、ビーズなどたくさんの素材が並び、昔からワクワクする場所だ。

ふと羊毛フェルトが目に留まった。存在自体は知っていたけれど、それまで自分では扱ったことがなかった。

こんなフワフワしたものが、本当に形になるのだろうか?どうやって?

専用の針(ニードル)を一緒に購入し、チクチクしてみた。もちろん、最初から上手くできるはずもない。けれど、のめり込むのに時間はかからなかった。

色を混ぜることも可能で、コツをつかめば様々な形を作ることができる。面白くて夢中になった。魅力的な素材だった。

バザー部会で、お花のヘアゴムや鳥のマスコットなどを提出すると、「凄いね」と褒められた。お陰さまでバザーでもすぐに完売。すごく嬉しかった。自分が一生懸命心を込めて作ったものを気に入ってくださり、喜んでもらえる。こんなに幸せなことはない。

それから個人的にオーダーいただいたり、イベントに出店するようになり、「kao-kao」という名前で活動させてもらっている。

これからもたくさんの方に笑顔になってもらえるような、そんな作品作りを目指したい。

「kao-kao」の名前は、kaoriのkaoから。かお…faceの顔。お顔とお顔が笑顔で繋がっていきますようにと願いを込めて。

「大好き」を形に…。

いつだって、これがわたしの原点。


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