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尾久守侑さん×鳥羽和久さんトークイベント 感想 かっこ悪くてもいいか

きもちわるい
きもち悪い
気持ち悪い
…気持ち悪い?!

開始5分にも満たないところで、飛び出してきた『気持ち悪い』というワード。
何が耳へ飛び込んできたのか、わからなかった。
でも、その後に続いていく言葉も
『おかしい』『変』と気持ち悪いからそう離れたものではなかった。
だからやっぱり『気持ち悪い』って言ったなと思った。この言葉のチョイス、私には絶対ない。
この時点で私の心はこのトークイベントに鷲掴みにされ、持ってかれた。

そうそう、トークイベントの感想だ。
それを書くまでが私の中でトークイベントになっている。
以下感想でございます。と言いたいのだが、
書きたいことが多すぎて、
すごい文字数になってしまった。
感想とメモの部分と自分なりに分けたので、
もしお時間があればお付き合い願いたい。



〈カッコ悪くてもいいか〉

 トークイベントを聞き終わって、肩の荷が降りた気がした。私の困っていることってマニュアルとか型にハメられない部分で、それが明らかになったことで諦められた気がした。諦められたからってそれは放っておいたり、無視するのではなくて考え続けなくてはいけないということに気付かされたトークイベントだった。
だから、題名にもあるように少しかっこ悪くてもいいかと思えたし、それが今の私なのだなと思う。何を背負っていたんだろう。
 横文字が全然わからないのと他にも私が無知が故にいろいろわからないことがあったので、いろんなことを知っているとさらにトークイベントが面白かっただろうなと思う。また勉強したいし、しよう!!
 2時間はあっという間で、もっと聴きたいという気持ちとお2人と対談してみたいと思う気持ちも芽生えつつ終えた。お2人がかっこ良くて、カッコ悪くて、大好きだ。最高でした。本もまた読みます!

※使える画像がなく、私が描いたイラストで失礼します。全然良さが伝えられてないです。
※カッコ悪いとは人間味があるなーって言う感じです。容姿の話では決してございません。


以下は、今回のトークイベント好きなところと心に残ったところ。感想をまとめるまでのメモみたいな感じです。ネタバレがあるかもしれないのでご注意くださいませ。

①開始早々に来場者に目を向けてくれるところ
嬉しいやつ。内心ウホウホしちゃうやつ。
マスクの下で鼻が伸びるやつ。
やっぱり内容はオンラインで聞けるんだけれど、
来場しないと味わえない雰囲気があっただろうなって思う。その空気が味わえなかったのが残念だったけど、画面の外を想像して楽しんでいた。
尾久さんの視線からここらへんに編集者のナカダチさんがおるんやろなぁって思いながらほっこりした。

②気持ち悪い発言
なかなか本人、関係者がいるところで言えない言葉ランキングに私の中では入るワード。気持ち悪い。
鳥羽さんの発言に内心ハラハラしつつ、気持ち悪いってあんなにはっきり言える空気感や作品に対しての敬意があって、好きだった。ここだけの切り取るとなんだか、誤解を招いてしまう発言の切り抜きなのだけれど、ぐっと刺さるワードからの深みを感じた。
私は避けるであろうワードなのだけれど、私ののせたい感情はそこにはあって好きだった。けど、もし私が尾久さんだったら、『気持ち悪い』という字面だけに反応して、話入らなかったと思う。どうして尾久さんはあんなに冷静なのですか?何か修行でも積まれた?前世で世界救った的な感じか?とか思いつつ、あの冷静さは魅力的だった。大人の余裕と感じるのは、あの動じない冷静さなのかもしれない。けど内心ドキドキしていたら、可愛いなと思う。

③サラッと話す。
学年1番って鼻くそほじくっていたら取れるわけじゃないよね。なのにそれをサラッと言ってしまう尾久さん。
そして、鳥羽さんはサラッと半分以上高校に行っていないという。
あのサラッと感。すごく好きだった。
サラッと言って、受け取る側もサラッと受け取る。

④仕事への姿勢
仕事への姿勢ってそれぞれだと思っていて、それはどれも否定できない。
例えば、生活のために仕事を機械的にやる人、仕事の内容が好きでやる人、等
でも、わたしは自分が働いている時に適当な人が近くにいると腹が立ったり、私がガムシャラにしていることが馬鹿馬鹿しく思えたりする。
けど、鳥羽さんや尾久さんの話を聞いて、私が馬鹿馬鹿しく思えたから自分も適当にやっていいとかそんな馬鹿な話はないなと思った。
当たり前なのに、忘れていたこと。
私みたいなもん、もっと頑張らないとじゃんって思った。

⑤親パワー
これはわかりみが深すぎて、
私の話ですか?って思った。(そんなわけないんだけど)
外ではうまく言えていた自分の意見が、親を目の前にするとうまく言えなくなっているということが結構ある。わたしはライフイベントで明るみになって、再構築しないといけなくなっている気がしている。あと相手もね。

⑥好きな気持ち
私はこの人が何をしても好きだろうなっていう人がいなくて、私の付き合い方とは減点方式だなと思う。ぼやっと感じていたことを言葉にしてもらって、自分と比べてそんなのもあるのかと教えてもらった。でも、私は考えが足りないなとか、言葉にできてなかったなと劣等感を感じさせないあの感じ、好きだ。

⑦多重関係
おしゃまさんする私は多分これで整合性が取らなくなる。でもこれでいいよな。

⑧嘘を愛せない。
どこか嘘を愛せない自分がいて、でも、嘘で幸せになれるなら幸せになっていたい。
それが本当になる気がするから。あとからついてくればいいじゃんとも思う。

おわり。
ここまで読んでくださった方、明日の大雨少しでも濡れませんように。幸あれ。

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