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無料公開されているサイトも活用しよう

まとまった書籍をコツコツ読むほうが最初は簡単に勉強できると思いますが(調べる手間がないから!)、ちょっと調べたいとき、やはりネットは便利ですよね。ニーズに合わせて活用していきましょう。


がん情報サービス

国立がん研究センターが運営する公式サイトで、患者向け・医療関係者向けと分かれていますが、私がよく閲覧するのは患者向けサイト。病態や治療方針などの情報が丁寧に説明されています。

抗がん剤ナビ

東和薬品が運営するサイト。検索していて辿り着いたことのある方も多いはず。レジメン情報や副作用対策がまとまっています。あれどうだったっけ?とふと思ったときに調べやすいサイトです。

消化器癌治療の広場®

こちらも自然と辿り着いたことのある方が多いかもしれません。難しいコンテンツもありますが、副作用対策講座は初学者でもわかりやすいと思います。レジメン情報も載っていますよ。


がん種別のガイドライン

ガイドラインの多くは有料ですが、大腸癌・乳癌・肺癌あたりは比較的早期に最新版が無料でネットに公開されます。これはすごく有難いこと・・・!
2023年9月時点でのリンクを共有しますので、最新情報にご注意ください。

制吐薬適正使用ガイドライン

有害事象対応の中でも一番最初に勉強するのが悪心嘔吐という方も多いのではないでしょうか。催吐性リスクの確認やエビデンスの確認に必須ですね。
まもなく改訂される予定なので、そちらも必見です!(23年9月現在)

皮膚科・腫瘍内科有志コンセンサス会議の報告

特定非営利活動法人JASMINが主催する分子標的薬に起因する皮膚障害対策についてまとまったサイトです。フローチャート形式が分かりやすく、介入時の参考にしています。

いかがでしたでしょうか。
少し勉強すると誰もが必ずたどり着くサイトだと思います。
この他にも無料公開されているガイドラインも多数あります!ただ、最新ではないこともありますので、これは最新情報かな?という視点も持ちながら活用していきましょう。

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