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センセイ同士の 激しい夜③

お布団の上で ヤッた後


あまりの激しさに、わたしはびっくりしてしまった。
気持ちよさは、いつしか 痛みに 変わっていった。

「ごめん、ちょっと痛いかも」

そういうと、先生の激しい動きは ぴたりと 止まった。

「じゃ、おしまい」

・・・あー、よかった。

そう思う一方で、

心にぽっかりと穴があいたような、そんな気がした。

「服着て。もう行こ。」

行為の後は、キスもなくハグもなかった。
以外と あっさりと、激しい夜の時間は過ぎ去っていった。


車の中で。


着替えて家を出ると、先生は駐車場まで車で送ってくれた。

けれど、最初に送ってくれたときの ドキドキ感は薄れていた。

車の中は、一言もかわすことなく、

「今日は、ありがとうございました。」いう言葉を残して

私は先生の車を降りた。



セフレというものは。


セフレ。

体の関係を持つ友達。お互いの欲求不満を満たすための異性の友達。


私は、そう感じた。

というか、世の中のセフレの間では当たり前のことか。
セフレって、恋愛感情を持たず、体の関係だけで終わるんだね。
初めて気づいた、セフレという意味。




未だに、先生のことが気になるのは「好き」であるから。

そう気づかされた、激しい夜だった。



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