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教員採用試験 補欠合格体験記①

私は春から小学校教諭としての一歩を踏み出すこととなります。
ここまでの道のりは、とても長いものでした。
タイトルにもある通り、私は教員採用試験に一発合格したわけはなく、実は、補欠合格で教員採用試験に受かりました。

補欠合格=2次試験の合格者が何らかの事情で辞退したときに、補欠扱いとなっている受験生が繰り上がって採用されること。

今回の記事が読者の皆さんのためになるのか分かりませんが、どのような流れで補欠合格になったのか、その間に起こった出来事などを書いていこうと思います。

2020.夏

私が受けた教員採用試験の1次試験は7月にありました。
その試験内容は筆記試験と集団討論。
筆記試験はもちろん大事ですが、集団討論(=受験生5人くらいが課題について話し合う)のほうが重視されていました。

そして1次試験の合格発表は、難なくクリア。
ここから2次試験の対策に急ピッチで取り掛かります。

8月に行われた2次試験は模擬授業と個人面接。
模擬授業は学年と教科・単元名が書かれたプリントが配布されて、自分で選んだものを模擬授業することになっていました。私は学級活動をすると決めていたので、全力で「先生」を演じることができました。1年生を相手にするという想定だったので(笑)

その後に個人面談が引き続き行われました。
面接官は男性3名。1人だけ見覚えがあるなぁと思ったら、高校のときの教頭先生でした。

初めのほうは順調に進んだのですが、気がついたら圧迫面接が始まっていました。しかし、私も負けてはいられません。テニス部時代の根気を活かして、質問をはね返すように頑張って答え続けました。

一緒に受験していた友達の話では「え、そうなの?全員女の面接官だったよ」「アットホームな感じだった」と、私の面接とは全く違った雰囲気だったそうです。

教員採用試験は、こんなにも不公平なものなのでしょうか。面接官は全員先生、というわけではなく、どこかの企業のお偉いさんも面接官となるらしいです。

教育のことを知らない人が面接官をやって大丈夫なのかという疑問が生まれました。どれだけ自分から教育について語っても、聞く耳すら持ってくれないし理解してくれない。これは面接とはいえませんね。

2次試験の合格発表

こんなもんで、2次試験は落ちました。
落ちたと思ったら、教育委員会からの封筒に「あなたは補欠です」という内容の紙と、講師登録の案内の紙がどっさり入っていました。(1次試験に受かったら講師になることができます)

講師は教採後の冬に行われる面接だけクリアすれば、正規職員でなくても4月から担任を持つことができます。契約期間があるそうです。



書き出すと長くなるので、
続きは補欠合格体験記②へ続きます。
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