見出し画像

流転

2023.12.15-12.17の3日間
千秋さんと齋藤麻郁さんとの3人展
る•てん【流転】展が無事終了した!
住宅地というともあり、1日に6時間展示という中、18時間で120名以上の方にお越しいただきました✨
あらためて!ありがとうございました‼︎

この展示をやるきっかけになったのは、確か1年半ほど前に千秋さんから3人で展示しませんか〜?と声をかけらて。
軽ーくいいよー!と言ったまま半年ほどが経ってしまい…いい加減時期を決めましょう‼︎ということでようやく話が進み始めました。
galleryIROさんを予約した後も、それぞれプライベートで忙しいことがあり、打ち合わせも一度きり。
設営後、あれ?思った以上に3人の作品がまとまっている✨
それぞれの死生観が、カタチにできたのがとても良かった‼︎

千秋さんは植物遺伝子を研究していて、それだけでも私は興味深くて食いついてしまうところを、見ていると音楽が聴こえるような写真を撮る。
センスが光ってる方✨
麻郁さんは食事が終わった後の写真が天才‼︎
そして言葉の表現も天才‼︎
話すとコジコジの世界から飛び出してきたような人👼
ふたりのどこに惹かれたの?と聞かれたらそう答えています。

今回、どのように展示しようかな?と、半年かけて考えていました。
どうにか自分の中の流転を写真で組めないだろうか?
3m幅の壁に押し付けがましくもなく、見てくださる方が苦しくならないように…というところは特に意識しました。
抽象的な写真だけで組みたかったけれど、それだけだと我が強くなるなとか…(個展ならそれでいいけど、3人展だからそこも抑えようと)
まずは今まで撮ってきたスナップを2年半前ほどまで遡って、直感的に使えるかなと思うものをピックアップ。
150枚以上をまずは選んでL判にプリント。
プリントを1枚ずつ見て直感である!ない!に分ける。
30枚ほどを残したら、とにかく組んでみる!
ここからが一番ストンと落とせると言いますか、組みがうまく流れているいくつかのパターンの候補ができて、それを詰めていくのが苦しくて楽しいのです😅
夜に組んだものを朝もまた見てみる。朝見てそれを組み直して、またその夜に確認する。
壁に展示した時の引きの状態もパソコンで何度も確認。
多分組む作業は2週間ほどやり続けて、完成させた作品群にはもう愛着しかないです。

プリントは徳川印刷さんのアワガミ楮厚口でお願いしようと前々から決めていたのですが、和紙に印刷したのも結果的に大正解でした!
額装?クリップ留め?も考えたけれど壁がうるさくなるのは避けたかったのでやめました。
漆喰の温かみのある壁に和紙が馴染むので、今回の作品群の場合は直貼りがベストだったと思っています。

来廊された方々がとても丁寧に展示を見てくださったのも感激でした✨
この写真がとても好き!とか、心が軽くなったという感想をいただけたのがとても印象に残っています。

設営や気がついたら受付まで手伝ってくれた仲間(仲間というよりほぼ息子w)、遠方から足を運んでくれた方、忙しい中時間を作って見に来てくれた方、ずっと楽しみにしていたんだと笑顔で来てくれた方、師匠や講師でお世話になった方まで、本当に感謝しかないです‼︎
ありがとうございました✨

そして千秋さんと麻郁さん!
楽しかったね!ありがとう‼︎
また再来年の3人展もよろしくね!!!!!

-------

機会があったら、この組み写真をもう少し長く組んで、カフェかどこかで展示をしてみたいと思い始めています♪安価な空間か自由に壁を使わせてもらえる場所をご存知の方がいましたら情報ください🙇‍♀️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?