いやぁ、ひどい目に遭いもした(←何語)

ありんこにとっての避寒地として選ばれた我が家の複合機。
スキャンするたんびにありんこがわんさか映り込むオプションががが。

ぶ「エスターライヒ！(←パプスブルグ沼にハマったヲタ的親を呼ぶ呼称) ちょっとこれ見てん！」
ｺﾄ「小論文の添削は書き上げてから持ってこい」
ぶ「あんた首絞めるで！」

あんまりにもぶんが怒り狂うんで、複合機のフタをぱかーしたら、

ｺﾄ「うをこれなんじゃこりゃあ！？」
ぶ「ほんだけん言うたやん！！」

もぅね、写真撮るのも憚られるくらいのありんこ。

10匹20匹やなくて、100匹単位のありんこ。

黒胡麻だんごをみっつよっつ踏み潰したんかっちゅうくらいの規模のありんこが複合機内部に、大切なことなので2回繰り返しますが、複合機内部に、ここまで言うても「掃除機で吸うたらえぇやん」なクソリプが絶えんので再度繰り返すが『複合機内部に』、そう、『分解せなんだらどうにもならん複合機内部の極めて重要な読み取り部分』に、100匹200匹のありんこがひしめき合いよんである！

成仏昇天SAN値直葬。

ｺﾄ「このしろいん、なにかなぁ？」
ぶ「生物がまぁまぁの成績やったあたしに言わせたらこれは六脚亜門の昆虫綱に分類される節足動物の総称である昆虫であるものが成虫になる前のありとあらゆる過程を凝縮した営巣活動に於ける結果としての、」

みなまで言うな。
おまいのそゆとこ、ほんま『血』を感じていやや。

いや、屁理屈って遺伝やったか？

ぶ「誰のせいや」

要するに、『まぁまぁにぎにぎしく活気づいた御一行さま』なんである(比喩)。

ぶ「要すらんと対策をひねれ」
ｺﾄ「某ーズデンキ持ってったら壁に叩きつけられるレベルやのー…」
ぶ「あらやだこのひとこの期に及んで直してもらう気！？ 某ーズさん出禁にされるで？」

もうじき複合機大活躍の季節がくるし、ぶんの小論文出力も目前に迫っとる。

ぶ「買い換えろ！」
ｺﾄ「ついこないだヘッド全とっかえしたとこやん」
ぶ「それがなんやありんこの残像が山ほど刷りこまれた小論文を提出せぇと？」
ｺﾄ「恥を忍んでぶっちゃけると多分金がない」
ぶ「多分金がないってどう言うこと！？」
おまいの入学金に全預金ぶん回さなあかんやん。
新コロのせいでオイラ棒茄子ないし。
とも言えず。

ぶ「もうえぇあほめ！」
ｺﾄ「オイラのせいかよ！」
ぶ「ムカつく顔じゃわ！」
ｺﾄ「ツラdisり始めたら喧嘩としては末期やぞ」
ぶ「黙れ！」

翌日。
帰宅したら怒り狂ったぶんの手によって複合機が逆立ちしてました。

ｺﾄ「わー。きっと某ラザーさんもこんな設置スタイル想定外ーw」

いやそれが。
一晩でありんこ、おらんくなりました。
なんなん？ 天地がひっくりかえったけん出て行ったってこと？
地球やって地軸が5度傾いたら地表の18%はひと住めん言うし、ありんこにとっては「あーーーりーーー！」みたいな天変地異に匹敵するくらいの一大事やったんやな。ぅわ、言うに事欠いてなんたるカスギャグ。

ｺﾄ「マジおらん。卵や幼虫や蛹もキレイにない」
ぶ「運んでったんやろ」
ｺﾄ「ありのマークの引越社が」
ぶ「オチとしては最悪やな」