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/7 当たり前

仕様書でもそうですし
歴史書でもそうなんですが
その当時の当たり前はなかなか残されません。

戦いに明け暮れている戦国時代に
今の平和な時代の常識を当て嵌めても
残酷だとはなかなか言えません。
置かれている状況が違います。

残されていることは
注目されていることであり
その書かれている事から
当時の常識を読み解くしかない。

織田信長率いる兵士がお坊さんを斬った。
今のお坊さんのイメージではなく
刀を持ち、都に強訴する僧侶です。
兵と兵の戦いと考えると、
見える景色が変わります。

楽市楽座。
それまでは、座や市を通してしか
物が売れなかった。
既得権を持つ人からは恨まれたかと思うのですが
普通に暮らす人からは喜ばれたと推測します。

異端児は
既得権を持つ人と戦い、
本当の当たり前を実現する人。
凄さを感じます。
(あえてやらんでもいいことをやる)

東京オリンピック前は、痰壷があり、
そこに痰を吐いていた。
電車の中でタバコが吸えた。

当たり前はガラッと変わります。
当たり前は今と当時で違います。
当時の当たり前が何だったのか?
から考える必要があります。

環境、前提が変われば
常識は変わってしまうんですね。

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