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旅する日本語

400字で綴る「旅する日本語」の締め切りまであと少し。応募期間は7月2日〜9月30日でずいぶん時間があるなと思っていたのに、あっという間に時間は過ぎる。

テーマを選んでざっと書き上げると、まず400字には収まらない。倍以上になったりもする。そこから400字以内になるように削っていく。

400字というと原稿用紙一枚。400字でわかるように完結させるのがまぁ難しい。それがとても面白いところでもあるのだけれど。

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「旅する日本語」投稿キャンペーンは、羽田空港が "旅にまつわるエッセイ" を全国から募集するキャンペーンです。
募集期間は、2018年7月2日〜9月30日まで、結果は2018年12月に発表される予定です。
優秀な作品には、景品が渡されるとともに、その作品が羽田空港内で展示されます。

あわよくば空港に展示されたい。親に、特に父に見せたいと思っていた。

美容学生だった頃、フォトコンテストで選ばれて載ったとき、父はそれはそれは喜んでくれた。拡大コピーして部屋に飾ったりご近所さんに自慢したりしていた。そんな父の姿が私は嬉しくて、離れていても「これ私が作ったやつだよ」と言えたら、見て喜んでもらえるかもしれないと思った。


そんな中始まった「旅する日本語」企画。特に羽田空港に展示となれば、父に東京に来てもらうのに丁度いいじゃないか。これだ!と思い、投稿してみようと始めた。

7月2日のスタートからこれだけ時間があったのに、書いたのはたった4つ。少しでも目に止まるようとにかく数を書けばよかったのに、たった4つしか書けていない。こういうところだ。こういうところが凡人なのだ。何かを成し遂げられる人は、きっとたくさん投稿したり、渾身の力作を投稿するだろう。

情けない。

と言っても過ぎた時間はどうにもならないので、残りの時間で1つでも書けるといいなと思う。いや、今からでもいっぱい書けよ!と思われるかもしれないが、ピンとこないと書けないので、こういうところが素人だよなぁと思う。

そこで100本とか書けるようになったらプロになれるのだろうか。ひねり出してでも、絞り出してでも、決められたテーマに合わせて作り出せる人が、プロになれる人なんだろうか。

そんなふうになりたいなぁ。

#エッセイ #日記 #旅する日本語展  


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