ラベルのないわたし。
自分の職業になまえをつけたがる。
美容師です。とか、デザイナーです。とか。
あなたは何者なの？に答えるラベルのような。
私にはいま、それがない。
派遣OL？なんか違う。
いや、そうなんだけど。
元々が美容師だったせいか、なにしてるの？と聞かれた時に「○○です！」とひとことで説明できる何かがほしいのかもしれない。
では、そういう職種にいけばいいじゃないか！
私の中のわたしがそう言ってくる。
そんなことわかってる。わかってるんだよ。けど、どこを軸に動くべきか決めきれない。そもそも１つに絞りたくない。私はいま、すごく中途半端だ。やりたいことがたくさんある。磨きたいスキルがたくさんある。
何者かである人は、決断が早い。失敗を恐れない。失敗を失敗で終わらせない。
以前お付き合いしていた人が決断力のある人で、何事もスピードを大事にする人だった。仕事を産み出すタイプの人で、私もそんな風になりたくて、意識しているうちに決断するのが早くなっていった。
ちょうど店長をしていたころだから、彼のおかげで仕事ができるようになっていたのかもしれないなと思う。私は彼から大いに影響をうけた。生きる自由さも、彼に教わった。
しかし今、またもや遅くなっている。
思考力が鈍っている気がしてならない。
やりたいことが定まらなくて、前に進んでいない。やるべき事はわかる。休みの日にダラダラ寝ている場合じゃないぞと思う。それでもできていなくて、そんな自分にうんざりする。
わかっているのにやらないなんて、そりゃいかん。それじゃあいつまで経ってもラベルのない人間のままだ。なまえのついたラベルを貰うことも、新しいラベルを作ることもできないままだ。
わかっているのに行動しない。
なんだかやる気が起きなかったり、そんな自分に焦ったり、嫌んなったり、自信をなくしたり…
それは、流れが止まっているってことだ。
水だって、止まっている水より流れている水のほうが新鮮で良いって言うんだから、人だって止まってるより流れているほうが良い。
ここ1週間ほど体調が優れなくて、仕事終わりにnote投稿してる場合じゃない…って思っても、とにかく帰宅してすぐパソコンを開いて文字を打った。読み返すと初めの頃よりひどい文章なような気もするが、止まるより良いと思った。
毎日投稿して何かがあるわけでもない。けれど、いま止まらないほうがいいってことはわかる。だから私は、いま自分ができることをする。とりあえず少しでも動く。あれもこれもはできていないが、必ず１つはできるようにする。まずはそれからだ。
noteに記すと、頭の中を整理するきっかけにもなる。書くことで、自分を奮い立たせることもできる。
私がラベルを手に入れるのはまだまだ先になりそうだけど、ラベルを作るために行動することだけは、忘れないでいようと思う。
小さな行動の積み重ねで得られるものを、信じて進め。
サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。