高亜希(こうあき)|子育てと仕事の両立をサポートする事業してます

子育てと仕事の両立をサポートするNPOノーベルの代表。2017年(長男)・2020年(…

高亜希(こうあき)|子育てと仕事の両立をサポートする事業してます

子育てと仕事の両立をサポートするNPOノーベルの代表。2017年(長男)・2020年(次男)を出産、2児のおかん。夫も私も経営者。主にシゴト、子育てのことを書きます。

最近の記事

枠にあてはめない。

私の長男は現在3歳10か月。 もうすぐ4歳になる。 週末、とても嬉しいことがあった。 実は去年の今頃、2歳の頃にトイレトレーニングをしたのだが、失敗に終わっていた。 ネットや本で色々調べて、試してみたが上手くいかなかった。 周りができていることに焦っていたのかもしれない。 保育園の先生には「まだタイミングではないと思います」と言われ スタッフたちにも「いつかはするようになるんだから」と言われ、 なるようになる。 そう思うように切り替えた。 そして、何もしなかった。い

    • 新しい仲間を募集しています。

      4月から採用チームの上長をすることに。 私のミッションは、1人でも多くの人にノーベルを知ってもらうためにどうするかの策を考える。 ということで、今日は私が考えるノーベルで働く魅力を書く。 いきなりですけど、ノーベルの利用者さんの声であるアンケートを読んでください。 ▼ノーベルの訪問型病児保育のアンケート この取り組みが世の中に広がり、育児中のお母さん、お父さんが堂々と働ける世の中になりますように。 私も微力ですが、罪悪感なく働けるような環境創出ができないか、まずは個人の

      • 久しぶりの内省。

        3月は自分の心の奥底にあるものを解きほぐす作業をしていた。 こう書くととてもキレイに聞こえるかもしれない。 要は、 ●改めて私は何がしたいのか ●私にしかできないことは何か そんなことを自分に問うていた。 身近な人でもいい、誰でもいい。 誰かのために泣くほどの体験をしたことがあるのか。 この人たちのために何ができるんだろうか。 私にできることがあるんだなと思うと同時に、私にしかできないことがあることにも気づかされた。 世の中にはやりたくてもできないこともある。 努力し

        • 最近やっと、子育てとシゴトの両立が楽しくなった。

          息子たちの寝かしつけが終わり、 一生餅の箱を開け、自分でお餅を持ちあげるという次男の頼もしい写真を何度も見る。 今日、次男が1歳になった。 あっという間の1年だった。 産まれた時から、遊んでいると思っていたら寝ていたり、 寝かしつけも背中スイッチというものがなく、 生後2か月から祖母やノーベルのスタッフに預けていたからか 保育園では入園した日から預けると、くるりと振り向きバイバイをする。 おかげで、まだ夜中は2回ほど起きるけど、長男の時と比べ、精神的に余裕がある。そんな

          どうでもよくないか。女性だからとか。

          Netflixで「RBG 最強の85歳」を見た。 85歳で現役の最高裁判所判事としてアメリカで広く知られる女性ルース・ベイダー・ギンズバーグ(通称・RBG)に迫ったドキュメンタリー。 (※昨年2020年9月にお亡くなりに…。) 彼女が幼少期からずっと母親に言われてきたことが ・感情に惑わされない ・自立せよの2つだったらしい。 女性が働くことが当たり前になってはいるものの、 自立するというコトバで考えるとまだまだで、 経済的には女性の方が非正規雇用率が多いし、世の中の

          「わかりあえなさ」から始める組織論。

          年末に全スタッフに一冊の本を送った。 本の概要はググれば本当にたくさんでてくる名著。 なので、ぐぐっていただければと思うが、ほんの少しだけ概要を言うと、 どうして他者とわかりあえないのか。そもそも他者とわかりあえないことを理解したうえで、対立問題および適応課題を解決するために、他者のナラティブ(解釈の枠組み)を理解するための対話を繰り返し実践することが重要である。 ということを言っていて、その解決策がいくつかのパターンに分けて事例とともに書かれている。 この本を使って

          キャッシュフロー経営に切り替える!

          アウトプットするって一番自分が学びになることに気づきますね。 noteを書くことで思考が整理され、改めて学びを得るって感覚があるなと。 先日、そういうことなのかっ!!って合点いった本があったんですね。 外部理事から、ここ2~3年ずっと正味財産が十分にありすぎる・もっと投資に回していいんじゃないかというアドバイスがありまして。 ただ、私としては ・特別資産として寄付でいただいているものも入っている。 ・それを差し引いて、どんな緊急事態があってもスタッフたちの給与を  最低

          新しい経営指針や指標がどうできたのか。

          病児保育のノーベルから、子育てと仕事の両立を総合的にサポートする団体にシフトチェンジするってどういうこと? 要は病児保育以外のサービスも始めるんでしょ?って思われるんですが まぁ、それも事実ではありますが、手段(事業)よりも、実現に向けて経営方針がどうできていったかというお話をします。 ①VISIONに向き合う 事業ドメイン(領域)をシフトさせるために、まず最初にやったことは、「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」ってどういうこと?を再度問うたこと。納得して働く・納得し

          100名でも200名でもZOOMで会議ができる。

          年始に全社会議をZOOMで実施した。 ノーベルのスタッフ数は総勢69名。 最初はできるかなぁと心配やったけど、これが良かった。 20-60代と幅の広いスタッフたちで、最高年齢は66歳。 みんな、簡単に操作ができていて、どちらかというと、現場に出る保育スタッフの方が慣れていた。 (コロナになってから、在宅勤務やZOOMを導入してきたからこそだけど。) 2時間半で実施した内容は下記の通り。 ①代表からのお話  └2020年の振り返り  └課題と今後に向けて ②ワークショッ

          いつだってVISIONに戻る。

          2010年2月にスタートした訪問型病児保育は10年目を迎えるまでずっと右肩上がりだった。しかし、コロナ禍で、事業は大打撃を受けた。 きっともう右肩上がりはやってこない。そう確信し、次に向けて意思決定したのが昨年の春3月。次男を産んで1か月だった。 時代が変わる。 変わるといってもどう変わるかなんてわからない、誰にも予測できないし、コントロールもできないけれど、人の生活のあり方や価値観などが変わるということは確かだと確信した。 そう思って、前だけを見て進もうと思い、この