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失敗の話 #藤原note30日間チャレンジ vol.03

こんばんは。現在 #藤原note30日間チャレンジ というものをしています。藤原雅樹と申します。チャレンジ3日目です。この企画についての詳細は、こちら。

色んな方に応援していただいて、活力を貰っています。楽なことではないですが、精一杯、色んなテーマに触れながら書いていこうと思います。

さて、1日目に自己紹介、2日目には僕の大好きな読書について書いてきました。僕はこの世に大好きなものがたくさんあるので、それだけで30日書けてしまいそうなのです。今日書くテーマである失敗も、僕は大好物です。

失敗が好きなんて、ちょっとやばい奴なんじゃないの?

みたいに思ってくださった方がいれば、ぜひ最後まで読んでいただきたいなあと思います。


そもそも、失敗とは?

失敗って、日常的によく使う言葉だと思います。なので、失敗について話す前に、ちゃんと定義を押さえておきたいと思います。

[名](スル)物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。ーデジタル大辞泉

と、ググれば辞書的な意味は出てきます。みなさんが失敗という言葉を聞いて想定する意味とだいたい一緒ではないでしょうか。

僕のこのnoteで用いる失敗という言葉も、同じ意味で使われてる、いわゆる失敗だと思って読んでいってください。


失敗は尊い。たとえどんな失敗でも

人生において失敗したことない人や今後失敗しない人、なんて人は存在しないですよね。人間なんらかの形で「物事をやりそこなう、方法や目的を誤って良い結果が得られない、しくじる」こと、ありますよね。

それなのに、色んな人の色んな悩みや不安を聞いていると、どうも失敗を恐れている人が多いように感じます。

単刀直入に言いますと、失敗は尊いもんです。どんどん失敗するべし。

これは、僕が大学1〜2年生の間、塾でアルバイトをしていた時に生徒に度々かけていた言葉でもあります。なので、まずは「受験」を例にとって話を進めます。

受験勉強では、失敗の数、すなわち間違えた問題の数だけ強くなれます。これは皆さんが実感を持って分かっていることと思います。いっぱい何周も問題集を解いていく方が、志望校には近づきそうですよね。

にも関わらず、生徒は、

新しく挑戦した問題集が全然正解できない・・・。

と悩むわけです。模擬試験でも学校での発表も、なんなら受験本番でも同じこと。失敗を重ねることは大きな意味があるんですよ。

浪人生が大好きな魚「ロウニンアジ」

2つを並べてみると、矛盾があることはわかるはず。つまり強くなりたい人が、失敗した分強くなれることを頭で理解しながら、失敗を恐れているという状況なんです。

これは実生活でも全く当てはまります。新しい技能を習得したい人や、これからスキルを磨きたい人、成長したい人は積極的に間違え、アップデートしていくべきなんです。でも、失敗は成長の栄養だ、なんて言い切って挑戦し続けられる人はそう多くない。

これは、古来より人間は、失敗=死という環境で長い間進化を繰り返したのが大きな原因でしょう。失敗が生命に直結しなくなったのは、ここ数百年くらいの話ではないでしょうか。

人間が生物として、失敗を回避する本能を獲得したのは正しいことなのですが、時代の流れによって、今度は失敗を追い求める本能を獲得すべきなのです。

失敗を好きになる、失敗する自分を好きになるための第一歩は、この失敗=伸び代という方程式を理解することです。これができれば、あとは失敗あるのみ。

「ああ、尊大なる失敗さま。
私にその大いなる力をどうかお分けください。」

なんて毎日唱えましょう。きっともっと失敗が好きになれるはず。


失敗がもたらす力

とにかく失敗をすること。失敗経験を重ねることは、どんな人にとっても大事です。それは、失敗によって得られるものが多くあるからです。

失敗によって得られるものを、ざっくり3つに分けてみました。


失敗がもたらす力① 許容力

自分が「よく失敗をする人間」にクラスチェンジすると、ほかの人間が失敗することに対して寛容になれます。寛容になることで、許された人間はもっと失敗します。そうすることで、失敗の輪は広がっていきます。

失敗の数が多ければ多いほど良いのは上で述べた通り。失敗する能力がある人は、周りにもとても良い影響を与えます。それが、失敗を伝搬させること。

周りの失敗を促せる人材は、組織においてとても貴重です。目指すべきは、積極果敢に失敗を繰り返し、失敗のロールモデルでしょう。


失敗がもたらす力② 課題発見力


AI時代においてもっとも大事な能力と言われる課題発見力は、並外れた失敗の数によって獲得できます。

失敗が好きな人は、成長に繋がるから、という理由を持っているので失敗した際に、どうやって次に活かそうかという思考に至ります。この、失敗した原因を探るという能力こそ、課題発見力です。

また、失敗が嫌いな人は、失敗をした時に落ち込みます。ただ、落ち込みたい人はいないので、なるべく失敗をしないように、と考えます。

この時、無難な道を選んでは、極上の失敗には出会えません。失敗しないように、次はどこを改善して挑戦するのがより良いか、と考えることが大切です。

とはいえ、失敗することは少なからずエネルギーを消費する行為。体力がなくなってきたな、と感じたら素直に逃げて休みましょう。次来たるべき至上の失敗に備えて、休むのもまた、失敗道を極めるには必要なことです。

失敗がもたらす力③ コメディ力

自分の失敗を笑いに変換できる人は強い。
自分の苦しみや辛さを他人の喜びに変換できる人は強い。
自分の失敗を笑い飛ばせる人は強い。

失敗経験が豊富になってくると、それを悩みとして他人に打ち明ける機会が増えてきます。励ましてくれたり、共感してくれたりと相手によってリアクションは様々でしょうが、こっちの気持ちを切り替えようと笑かしてくる人もいるでしょう。

それがまたとない大チャンス!!!!!!!

自分の失敗って、人を笑顔にする力があるんだ。という自覚が持てると、途端に何も怖くなくなります。失敗を重ねると、

成功→問答無用に嬉しい!失敗→人を楽しませるコンテンツ  →嬉しい!!

というフローチャートを自分の中に描くことができます。こうなると、挑戦し放題のボーナスタイムに突入し、より豊かになっていくわけです。


さあ、失敗しよう

これまで失敗がいかに素晴らしいかを語ってきました。ところが、もちろんどうしても失敗できない場面もあります。人の生命がかかっている場面は分かりやすい例でしょう。

逆に言えば、人の生命がかかっていない場面以外、基本的に失敗しても本来は大丈夫。だからもっと失敗しても良いんです。

もし良かったら、僕の失敗だらけの人生を見ていてください。物事が上手く方が少ないですが、それで少しだけ優しく慣れたり、周りを笑顔にできたりしているので、とても幸せですよ。


最後に

文章途中にも書きましたが、失敗続きでは疲れます。失敗は良いものだと語ってきましたが、適度に休み、心の充足度を補給した上で再び良い失敗ができるようになりましょう。


ここまで読んでくださってありがとうございます!!感謝です!!

このnoteはあと27日も続くので、書いてほしいテーマを随時募集してます。僕のTwitterに直接リプライか、コメントでもください。超募集中。

明日も読んでください。よろしく〜〜〜〜〜おねがいします!!


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