地方で出版社をつくる【其の七】新刊を出す
其の六で書いた復刊の本がようやく5月末に刊行(予定)できることになった。題名は『放浪の唄ーある人生記録』。最後の放浪詩人と言われている「高木護」の名を世に知らしめた、1965年に刊行された名編の復刊。(本の詳細は下記のリンク先をぜひぜひどうぞ)
刊行までに1年近くもかかってしまった。これは虹ブックスのオープンと運営(その話は「地方で出版社をつくる【番外編】山のなかに読書室をつくる」を参照)があったのはもちろんなのだが、一からの本づくりはやはり時間がかかる。例えば判型。当初は