毎日忙しくて仕事も順調なのに、何故商売を学ぶ必要があるのか~成長し続ける意味を考える~

とやま勝人塾が4/24に開催される。もう16回目になるが、毎回、それなりに気づきや学びが存在する。

座学形式だけではなく、公開型コンサルテーションが一番の面白いところで、参加者も恥ずかしい自分の悩みを打ち明けて、そして即時に解決していくプロセスは、まさに知の対話ともいえるだろう。

ご興味ある方は、是非ご参加ください。詳細はFacebookページにて公開しております。https://www.facebook.com/events/403735587053772/

さて、今まで16回やってきて思うことがある。それは、参加者のほとんどの人が一見さんで終わっているという事実である。

これまで延べ100名ほど参加頂きましたが、定期的に参加する人は5~6人くらい。その他の人は、続かないという事実がある。

それにはいくつか理由がある。

①参加費に対して、効果が出せない。

勝人塾は全国で15箇所ほど開催されているが、そのほとんどが10人前後の少数精鋭の勉強会となっている。これは、「商売の勉強会」というものに対する概念として、参加費が1万円というものを高いとみなしている人が多い。いわゆる商工会議所のセミナーであれば、無料もしくはせいぜい1,000円くらいのものが氾濫し過ぎており、1万円の勉強会に対する概念が無いことが原因ともいえる。もしくは、1万円に対する費用対効果を想像できないのか。

1万円のセミナー・勉強会において、如何に5万円、10万円の稼ぎにつながる「気づき」や「学び」を獲得できるかを想像できない商業者が多いのだと気づく。

何を持って、金額以上の「効果」を獲得するのか。それは「手法」なのか、「思考」なのか、「知識」なのか、「自己認識」なのか、「自己否定」なのか。今一番あなたが獲得したいものを獲得することが最大の効果と言える。


②知識が狭く、浅いために、講義の内容を理解するのに苦労する。

勝人塾では、最近の時事ネタや、経営に関するホットな情報、そして、経営現場での最新の情報などをベースに、分かりやすいように、面白く、楽しめるように話が展開させる。

しかし、その語り口や、面白さだけに耳を奪われているようでは、何も得るものはないと断言しておく。大事なことは、身近な内容として噛み砕かれた「知恵の結晶」を如何に、自分なりに読み解けるかが大事になる。

そこには、普段、常日頃から、世の中の、社会のあらゆる情報にアンテナをビンビンに張って、知識として頭に置いておくことによって、はじめて、話の本質を理解することが可能になるという事実がある。

普段、何も情報を収集しないで、何も考えていない状態で参加したところで、何も得られるものはないのだ。その真実を、誰も教えてくれないのが世の中の厳しさとも言えよう。

別に、世の中の全般について知っておいたり、理解しておく必要はないが、せめて、「自分の商売に関する領域」くらいは、最新の最前線の情報を常に仕入れる努力が必要だろう。まさに、不断の努力が、学びの底上げとなる。

このことを全く知らずに、毎日、漠然と、黙々と作業だけを繰り返して商売をやっている商業者があまりにも多いことに驚きを隠せない。


③学びを、「答え合わせ」と勘違いしている。

これまでの参加者を見て思うことは、「私のやり方は間違ってないですよね?」的な問いかけで終わる人があまりにも多かったという事実である。

つまり、学びとは、「自己肯定の確認」という、あまりにもお粗末な方が多かったのだ。

ハッキリと申し上げておくが、学びとは「自己否定と概念破壊」である。

つまり、これまでのやり方に固執せずに、やり方を限定せずに、チャレンジしまくることで、新たな業績、新たな事業領域、新たな自己成長を促すというのが本質的な学びだと、私は常に考えている。

自分のやり方の正しさを確認して、学びを終わらせるなどという姿勢は、お客さんに対して、自分の商売はこれ以上発展しませんのでよろしく!と唾を吐くようなものでもある。

お客さんが期待しているのは、どんどん進化する技術力、接客力、そして商品力。さらに、自分が選んだ店が間違いではなかったという確信である。そこを配慮に入れることなく、自分のことばっかり守る商業者に未来などないと言っておく。


④ビジネスにおける「本質的な課題」が見えていない。

常々、本当に感じることは、参加者各々が「本質的な課題」を見いだせていないことである。その場しのぎの「悩みや相談」は多いが、常に自分の軸となる、核となる「本質的な課題」を持ち続けている人は滅多にいない。

では、「本質的な課題」とは何か。

それは、「そこを解決しないがために、前進できないというボトルネック」としても例えられる。たくさん勉強しても、たくさん知識を取り入れて、手法を覚えても、実行に移れないのは「本質的な課題」を見過ごしているということに気づいている人が少ない。

なかなか前進できないことに、嫌気が差したり、憤りを感じたり、自己矛盾を感じたりと、自信を喪失するのはあまりにも簡単すぎる。しかし、そうやって、「本質的な課題」を見極めることを逃せば、永遠に成長など来ないのである。

日々の売り上げに喜び、商売が上手く運んでいるように見えている時だけしか、幸せに感じれない体質になり兼ねないだろう。

物事の表面的な事象でしか、自己の成長や満足を感じれないまま過ごせばどうなるか。表面的に上手く行かなくなった時に、挫折して、自信喪失して、やがては現実逃避してしまうのがオチである。

そんな表面的な思考にならず、自分を自分が守り、育てるためにも、「本質的な課題」を常に考え、アップデートしていく習慣が必須ということを、どのくらいの人が気づいているのだろうか。


この4点が、主宰として勝人塾を開催する私の感想となります。

商業者が何故、いや大人全般と言ってもいいでしょう。大人が何故、学び続ける必要があるのかと言えば、それは、時代がものすごいスピードで変化しており、また社会の仕組みや枠組みでさえも、変えるという現象が目の前で起こっているからと言えます。

社会の仕組みや枠組みに、乗ることで上手くいく時代はとっくに終わりました。これからの時代は、社会の仕組みや枠組みの良し悪しを熟知した上で、如何に効果的に利用し、また活用して、自分たちの人生を高めていけるかということを「自己責任」とし始めている現状があるということです。

そのためにも、目の前に起こる現象に、振り回されたり、乱されたりするのではなく、主体的に理解し、自分がどう動くことがベストかを瞬時に考えられるように常に自分を鍛え、磨き上げておく必要があると申し上げたい。

そういう取り組みや姿勢が、後世により良いものを残すという側面もあることをそろそろ知っていくべきではないでしょうか。少なくとも、私の両親の世代が残したものには、多少のマネーが残ったとしても、未来を切り開けるエッセンスなどはありませんでした。

それでは、時代が断絶するのも仕方ありません。これからの時代は「主体性を持つ人間」のみが活躍するという事実を知り、年齢に関係なく、自分を鍛えまくる人にしかどのようなチャンスも来ないのだと自覚することが大切です。

つまり、打開策として「学び続ける」しかこれからの未来を渡り切れない可能性があると考えるからこそ、「学び続ける」必要性があると考える。

最後に、常に「学び方」もアップデートしていただきたい。

もし、あなたが参加した勉強会が「カンタンだった」と思うときは、もっと次元の高い勉強会に参加してください。ザックリ言えば、高い費用の勉強会など。

もし、あなたが参加した勉強会が「難しいなあ」と思うときは、引き続き、参加して「カンタンだった」と思えるまで自分を鍛えてみてください。焦らずに、逃げずに、自分を高める努力を始めてください。

そうすることで、今では想像できないような自分が、将来現れるのです。今の延長線上に、未来も期待も見えない時は、そうやって自分を鍛えることに没入することをオススメします。

信じられないくらい成長した自分に会ってみたい方は、是非頑張ってください。

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