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手話通訳士と方言と京都

前回私が手話を学ぼうと思った理由について書きましたが、今回は手話の事を詳しく書いていきたいと思います。そもそも皆さんは、日本で一番初めに手話が伝えられたのがしっていますか?正解は京都です。そして古川太四郎が1878年に設立した京都盲亜院が日本で最初の聾学校です。

日本語に方言があるように手話にも方言があります。たくさんの方言があると思いますが、今回は、手話が一番初めに伝えられた京都の方言以ついて書いていきたいと思います。

手話を学び始めた私は同じ言葉でも都道府県によって手話が異なる事を知りました。例えば京都と言う手話(両手を指文字のフにして二回下へ下す)と西と言う手話(両方を指文字のフにして一回下に下す)は似ているので京都では、西と言う手話(右手の親指と人差し指を立てその状態で左から右へ右手を移動させる)と言った風に違う手話を使用しています。このように手話にもその地域でしか伝わりにくい方言があります。地域ごとで同じ手の動きだからと言って同じ意味とは限らないのでたまに伝わらない時があります。ただし全てが違うかと言うとそうではありません。なぜなら手話には国際手話と言うものが存在するからです。国際手話と言うものは、ろうあ者が国際交流を行う時に使用するものです。健常者で例えるのであれば英語のようなものです。国際手話なら外国人の方にでもコミュニケーションをとることが出来ます。

今回、手話の方言の事を書いてきたが、正直なところ、私は自分が使用している手話がどこの方言の物なのか、もしくは国際手話なのかまだ全然わかっていない。だからこそこれからたくさんの人と手話を通じてたくさんの手話の方言などを学んでいきたいと思っています。そしていつかは目標の手話通訳士になりたいと考えている。もしもこの記事を読んでくれた人の中で手話に興味を持った人がいたのであればぜひ手話をべんきょうしてみませんか?きっと言語では気かつかなかった方言の面白さがわかるかもしれません。調べてみて国際手話から独特の進化をしたのが方言になったのではないと考える。